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2014年1月17日 (金)

ヴェルディ 歌劇「オテロ」から 柳の歌、アヴェマリア  ガブリエラ・ガッティ(ソプラノ)

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Era piu calmo?  ご主人様の心はずっと静まりましたでしょうか?

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Willow Song 柳の歌

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アヴェ・マリア

以上は、2枚4面セットの30cmSPレコード(78回転盤)で、1930年代の英国HMV盤。お正月に9枚4組のオペラ全曲盤のEsoteric SACD/CDハイブリッド盤を聴き、続いて新録音のネトレプコのヴェルディ アリア集のLPを聴いて、俄然イタリア・オペラ漬けが嵩じ、古いSP時代のイタリア・オペラのアリアを適当に蓄音機で聴いてみた。このSP盤は数年前に適当にまとめて買った中にあったもので、半ば偶然に入手したものだ。

ガブリエラ・ガッティ (1908 年 7 月 5 日 - 2003 年 10 月 22 日)はイタリアのソプラノで1930年代に主にイタリアの歌劇場で活躍した。ヴェルディ「オテロ」のデズデモナも彼女の当たり役だった。

ナクソス・ミュージック・ライブラリーのサイトでは、ヴェルディ「ナブッコ」(フェネーナ)、モーツァルト「フィガロの結婚」(伯爵夫人)いずれも(プレヴィターリ指揮)や、ベートヴェンの第9交響曲(スカラ座・トスカニーニ指揮)がリストアップされていた。しかし、このSP盤は見当たらず、現在、復刻CDで出ているのかは不明。

この盤、伴奏はロンドン交響楽団だが、D.B6712~13 の3面の柳の歌までがヴィンセンツィオ・ベレッツァ指揮で、D.B6713 4面のアヴェ・マリアはアルベルト・エレーデが指揮している。指揮者が違うのだ。あくまで指揮者は伴奏であるという当時のスタイルが垣間見える。

SP盤なので現代の録音から比べたら音は貧しい。しかし、不思議と声は聴きやすく、どんなふうに歌っているのかはよく判る。彼女の声は優雅で叙情的な感じがかもしだされ、デズデモナの哀愁を切々と聴かせてなかなか良い。現代は、誰でも録音してCDを発売するのは容易なので2流3流の演奏家もCDを出せるのだが、SP盤の時代には、よほど巷での評価が高い限られた演奏家しかレコードを出すなどということは出来なかった。HMV(EMI)という老舗のメジャー・レーベルでは特にそれは言えただろう。

10年ちょっと前、古いSP盤を貰いポータブルの蓄音機を借りて聴いたことがきっかけで、HMV157という蓄音機を入手することにまで発展し、100年以上前に発売された片面盤を沢山集めたり、この盤のようにCDでの復刻盤の入手が難しいものも聴くようになって、随分と古い録音のものの良さが判るようになったと思う。感覚として、1930年代半ば以降のSP録音というのはかなり音質は良く、少なくとも1950年代初め頃のLP最初期の録音より音質が良く聴きやすいものが多く、この盤も例外ではない。

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