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2014年2月18日 (火)

ビゼー 歌劇「カルメン」全曲 /ラトル、ベルリンフィル、コジェナー、カウフマン他

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2012年録音のカルメンの全曲盤でスタジオ録音。カルメンはマグダレーナ・コジェナーで、サイモン・ラトルの奥さん。この人のカルメンは知的で冷静さを失わない。情熱的になりすぎてはめを外しがちになるなんてことは全く無い。ヨナス・カウフマンのドンホセも上手く決まっている。

しかし、この録音で際立っているのはラトル/ベルリンフィルの精密なアンサンブルだろう。ラトルの統率は隅々まで浸透し非常にまとまりのある現代的な音楽造りで、非常に素晴らしい。見通しが良くオーケストラの各セクションの出す音の重なりまでが聴き取れるようだ。

これは、音質が際立って良い事も理由の一つだろう。国内盤はSACD/CDハイブリッド盤が発売されたがもうすでに販売が終わっている。SACDでなく普通のCDでもここまで音質が良ければ全く不満は無いどころか、2チャンネル再生に限定するなら、あえてSACDなんて必要だろうかと感じるほどの高音質なCDである。

このセットは、デジパックハードカバー装填で、中は上質な厚紙を使ったカラー印刷の解説や写真がある。パッケージソフトはかくあらねばならない。それでいて通販で2枚組の輸入盤が2200円ほどである。決して高くはない。特にオーディオファンにはこのセットは強力にお勧めする。尚、EMIのクラシック部門がワーナーに吸収されたので、EMIのマークの付いたものは在庫限りだろうし、次のプレスは通常のコストの安いプラケース入りになってしまうかも知れない。

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