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2014年3月 7日 (金)

ラロ スペイン交響曲他 /コーガン、コンドラシン、フィルハーモニア管

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昨年、復刻発売されたブラームスとラロがカップリングされたタワーレコードのCD(写真右上)は、英国EMIでオリジナル・アナログ・マスターより最新デジタル化し、日本で2013年にリマスタリングされたもの。しかし、拙宅では15年以上前に発売された180gのTestament復刻LPを聴くと、LPの方がヴァイオリンの音色がより本物のヴァイオリンらしい冴えた音で、オーケストラの音にも厚みがあって彫の深い表現で鳴る。

そこで、この2枚のLPを自分でデジタル化し、CD-Rに焼いて同じCDプレーヤーで聴き比べてみた。同じ音にはならないがやはりLPレコードで聴ける音の特徴がCD-Rでも出てくる。市販のCDはちょっと聴くと音は綺麗だが、平面的で抑揚感が減退するように聞こえる。これは、私の装置、あるいは、私のLPレコードに慣れた耳がそうのように感じるのかなと思っていたのだが、オーディオショップで、自宅にある装置とは全く違うもので聴かせてもらった。周りで聴いていた普段CDしか聴かない人も、一聴、自前で制作したCD-Rの方が市販CDより良い音で聴こえるというのだ。だから、自分の装置で自分の耳だけがそう感じるということではないと思う。

コーガンのこの2枚のオリジナルLPはめちゃくちゃ高い。ブラームスの方は現物を見たことがあるが、その時は20万円以上していた。そんなLPとわずか千円のCDと比べてCDは音が劣るのは仕方がない。もちろん買えないし。しかし、比べたのはCD時代になってから復刻されたリーズナブルな価格で買えるLPであって、マスター・テープもそれなりに劣化していることはCDと同様だろうから、ハンディはほとんど無いはずだ。オリジナル・アナログ・マスターが市販されたLPより音質で劣ることはないと思うので、おそらく日本でのリマスターの過程でおかしくなったとみるのが妥当だろう。

昔の音源の復刻CDでは、音質面で裏切られることが多い。最近またLPレコードを購入することが多くなったのはそういう理由からだ。

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