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2014年4月11日 (金)

モーツァルト フィガロの結婚全曲 /クルレンツィス、ペルミ国立 歌劇場、ムジカエテルナ他

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これは、2012年秋にロシアのペルミ歌劇場で録音されたモーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」全曲盤の3枚組CD。輸入盤には3枚のCDに1枚のBlu-ray AudioDISCが付いたものも発売されているが、私はBlu-ray AudioDISCの無い方を購入した。

テオドール・クルレンツィスの指揮したCDでは、αレーベルから出たモーツァルトの「レクイエム」を聴いて、その鮮烈な音楽性に驚いたが、この「フィガロ」も非常に斬新で驚く。オーケストラは古楽器で現代では別に珍しくもないが、レチタティーヴォの通奏低音のフォルテピアノが自在に装飾音を付けていて、歌手もそれに乗って闊達にレチタティーヴォを歌う。そして、アリアでは、歌手自身が装飾音を付けてかなり自由に歌っている。それでいて、クルレンツィス/ムジカエテルナはきりっと引き締まった鮮烈な演奏をしている。こんな「フィガロ」はかつて聴いたことが無い。他の演奏がただのお上品な古い芸術に聴こえてしまうのだ。

テオドール・クルレンツィスという指揮者をこれからも注目していかなければなるまい。続く「コジ・ファン・トゥッテ」「ドン・ジョヴァンニ」の全曲盤に大きな期待をしようと思う。

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尚、この3枚組のCDセットはハードカバーの厚い本のような仕様になっていて、英語、ドイツ語、フランス語の対訳の付いたリブレットが付いていて非常に豪華である。世界的にCDが売れなくなってきているので、CDの物としての価値を高めるような努力をレコード会社も考えているのだということがわかるセットだ。

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