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2014年5月27日 (火)

ブラームス ピアノ協奏曲2番 /リヒテル、マゼール、パリ管(Hi-Qrecords180g Analogue LP)

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これは、現行販売されているアナログLPレコードで、1969年のEMI音源のもの。アナログ時代のブラームス ピアノ協奏曲2番の名盤は多く、これもその1枚だと思う。

しかし、ほぼ同時代の、1967年のDECCA録音のバックハウス/ベーム、ウィーンフィル盤、1972年録音のギレリス/ヨッフム、ベルリンフィル盤と比べると、オーケストラの部分に不満が残る。賑やかすぎるのだ。それは、パリ管の個性であるとは思うが指揮のマゼールの責任もあるかもしれない。ただ、ピアノはとても重厚に、そしてロマンティックに響く。それはバックハウスのロマン性とは全く異質なものだが、超一流の芸術であることは間違いないと思う。

この当時のLPレコードは非常に値段が高かったので、同一曲を異なる演奏家のものを多数揃えて聴き比べるなどということは一般のレコードリスナーは出来なかった。そのため、当時は不遇だったレコードだと思う。当時の日本では、上に挙げた3枚のうちどれか1つを選ぶなら、バックハウス/ベーム盤かギレリス/ヨッフム盤になって、この盤を買って聴く人は少なかっただろう。今ではCDが安いので、それが気軽に出来る世の中になった。ありがたいことである。

この復刻LPレコードは、音質的にはかなり良いので、CDより値段は高いが買ってよかったと思う。ゴールデン・ウィークから梅雨入りまでの時期はLPレコードが良い音で鳴るので、LPばかり聴いていたが、間もなく良い時期も終わり、室温が高くなり、湿気の多い季節になると、またCDを聴く方が多くなる。

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