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2014年5月13日 (火)

ジークフリート・パルム・チェロ・リサイタル /パルム、コンタルスキー

Swscan00228

今は、気候が良く、LPレコードを聴くのが楽しい季節だ。LPレコードの溝から音を拾うフォノカートリッジは、20℃~26℃位の室温で使われるように出来ている。20℃以下だと高域が落ちたような特性になりビリつきやすいし、26℃以上だと超高域が盛り上がる特性になり、低音がフニャフニャした感じの音になる。だから、真夏、真冬は室温の管理が面倒なのだが、いまの季節は何もしなくてもいい音で聴ける。CDだとこのような心配は何もないので便利だから真冬や真夏は聴くものはCD中心になる。そういうわけで、ここのところ聴いているのはLPレコードばかりでCDは全く聴かない。

普段、ほとんど聴くことがなかったジークフリート・パルム・チェロ・リサイタルを引っ張り出してきた。ジークフリート・パルムは、1927年に生まれ、2005年に亡くなったドイツ出身のチェリストである。このアルバムは20世紀に活躍した作曲家の作品だけを集めて1枚のLPレコードにしたもので、1974年の録音。

前衛的な作品やちょっと聴いただけではチェロなのかわからないようなアクロバティックな演奏技法の曲も含まれている。中にはジークフリート・パルムに献呈された曲もある。ただし、作曲家の芸風が多岐にわたるので音楽的に統一感がない。クラシック音楽の範疇なのだろうが、19世紀のロマン派の音楽とは大きく異るし、これら20世紀の曲が、良く演奏されるストラヴィンスキーやバルトークのように将来に渡って多くの人に聴かれるかと言われると甚だ疑問な感じがする。難解すぎるのだ。

このLPレコードは、チェロにマイクが近接して録ってあり、かなり鮮明に聴こえる。むしろジャズやポピュラー音楽に近い録り方である。その代わり残響音が少ない。音の鮮度ということであれば、1970年代のドイチェグラモフォンのLPレコードの中で最右翼のものかもしれない。

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