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2014年8月26日 (火)

ガーシュイン 「パリのアメリカ人」、「ラプソディー・イン・ブルー」/バーンスタイン、ニューヨークフィル、コロムビア響(180g重量盤LP)

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これは、今年発売された180g重量盤LP。CBSコロムビア(現ソニー・クラシカル)音源で、録音は、「パリのアメリカ人」(ニューヨーク・フィル)が1958年、「ラプソディー・イン・ブルー」(コロムビア交響楽団)が1959年であるから、55年前である。

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ジャケットはオリジナルとは全く異なる、レナード・バーンスタインのモノクロ写真であり、レーベルも白黒のシンプルなもの。そして、価格が安いのが良い。このブログを書いている時点でもHMVの通販で¥1374である。

演奏は当時から定評あるもので、バーンスタインのジャズっぽいピアノとリズム感のある指揮によってアメリカ人であるガーシュインらしい演奏になっている。バーンスタインは、様々なピアノ協奏曲などを弾き振りでレコードにしているが、契約の関係で弾き振りだとギャラが良かったから、らしい。

DMMカッティングという表記があるが、DMM(ダイレクト・メタル・マスタリング)というのは、TELDECが1980年代初め頃開発し実用化した技術で、通常のLPレコードのようにラッカー盤にカッティングせず、アモルファス銅板にカッティングし、これをアモルファスから通常の銅板に戻しそのままメタル原盤として使うので、レコードの製造過程が短縮されるのと、S/N比が良くなりノイズが少ない、プリエコーが出にくい、長時間収録が出来る、などの様々なメリットがある。

特徴は重量盤になっていることで低音がしっかり出て、その上でスッキリとキレのある高域が乗っかっているという感じに仕上がっていること。1980年代当時のDMM盤は薄くて重量が軽かったのでハイ上がりでキンキンしがちな音質のものもあったが、このLPではそんな印象はない。カッティングは内周部を避け余裕を持ったものになっているのも高音質に寄与しているのだと思う。

実際、このLPレコードの音質はかなり良い。1958年、1959年録音というのが信じられない。¥1374で恒常的にこのような品質のLPレコードが手に入るなら、CDは買わなくて良いとまで思えてしまう。クラシック・ファンのアナログLPファンの方々、是非、買って聴いてみてください。このLPの音質の比較は、CDとではなくハイレゾとやるべき、そんな印象の1枚。

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