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2014年11月

2014年11月28日 (金)

デュオ / グリモー、ガベッタ(180g重量盤LP2枚組)

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以前、以下で紹介したエレーヌ・グリモー(ピアノ)、アンドリス・ネルソンス(指揮)によるブラームス ピアノ協奏曲1番と2番の入った2枚組のLPレコードとほぼ同時に注文した、このデュオの2枚組LPがようやく届いた。このLPレコードは初回国内入荷分はあっという間に売り切れて、やっと再入荷したらしい。そもそも現代ではLPレコードが沢山売れるとは思わないが、売り手の思惑以上に販売が順調だという事だろう。尚、このLPには、デジタル音源のダウンロードコードも付属するので、スマホやi-podで手軽に聴きたい場合でも困らない。

http://musickp.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/12180lp-c5c7.html

このLPは、2枚4面ごとに、以下の4曲が収録されている。

シューマン:幻想小曲集 作品73
ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 作品38
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 作品40

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シューマンは10分ちょっと、ドビュッシーは11分ちょっとの曲なのだが、これが贅沢にもLPレコードの片面に収録されているので、外周部の線速度の良い部分のみにカットされている事もあって、とても音質が良い。特に、チェロの弦の響きはCDとは比較にならないと思う。これは買って良かったLPレコードだった。

CDよりは高価ではあるが2枚組で¥3700程度、1枚あたり¥2000しないので、むちゃくちゃ高いわけではない。

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2014年11月25日 (火)

モーツァルト 歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」全曲/クルレンツィス、ムジカエテエルナ

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これは、「フィガロの結婚」に続いて、発売されたばかりのモーツァルト 歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」全曲3枚組CDセットで、テオドール・クルレンツィス指揮、ムジカエテルナによる最新録音盤である。このCDセットは、厚い表紙の付いた本のようになっていて、それに3枚のCDが付属しているようになっていて、対訳(輸入盤であるので日本語はない)が付いている豪華なものだ。

フィガロと同様に、少しエキセントリックな感じに演奏された序曲で始まるが、このオペラの本質である複数の歌手によるアンサンブルを大事にする事は忘れていない。このオペラは、一人だけ際立った歌手が居ても成立しないと思う。6人の主役級の歌手が一人でも良くないと、それだけで興冷めしてしまうのだが、ここで聴かれるアンサンブルは、良く練られているし、一様に水準が高いように感じた。とても楽しめる演奏で、3枚のCDを一気に聴かせる力がある。

録音は、とても鮮明で、再生装置によっては弦楽器が少しきつく感じられるかもしれないが、歌手の声、ホールの雰囲気まで判るような、良い録音だ。スタジオ録音のオペラ全曲のCDが激減している中で、このセットは演奏、録音共に満足できる。

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2014年11月21日 (金)

ドヴォルザーク 交響曲9番「新世界より」/ケルテス、ウィーンフィル(180g重量盤LP)

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これは、SPEAKERS CORNERから発売されている180g重量盤LPで、発売されたのはだいぶ以前なのだが、タワーレコードの通販で在庫ありになっており、しかもポイントがかなり溜まっていたので、ポチった。

言わずと知れたこの曲の名盤なので、音質がどうなのかという事だけに興味が行ってしまう。

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比較したのは、1980年代にキングレコードから発売されたSuperAnalogueDiscと、Esotericが発売したSACD/CDハイブリッド盤である。

キングレコードから発売されたSuperAnalogueDiscも180gの重量盤であるが、サーフェスノイズは、SuperAnalogueDiscの方が少ない。だが、音の鮮度、楽器の音色の良さ、音のバランスは、SPEAKERS CORNERの復刻盤のほうが良い。SuperAnalogueDiscは、ふやけた音のうわばみを聴いているような感じである。

Esotericが発売したSACD/CDは、CD層を聴いてもその音質の良さはわかるが、オーケストラの音の厚み、力強さは、SPEAKERS CORNERの復刻盤には敵わない。ただ、SPEAKERS CORNERの復刻盤は、新品なのにノイズが気になる箇所があり、プレスに若干問題がある。

一番良いのは、状態の良い英国DECCAのオリジナル盤なのだろうと思うが、この盤のオリジナル盤は、英DECCA SXL2000番台のLPレコードの中でも非常に高価なので、復刻盤で我慢しておくことにする。

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2014年11月18日 (火)

マーラー 交響曲5番 /バーンスタイン、ウィーンフィル(2枚組180g重量盤LP)

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レナード・バーンスタイン・エディション/ソニー・クラシカル協奏曲&管弦楽曲全録音 (80CD)を購入したために、自分の中ではバーンスタインが半ばお祭り状態になっているのだが、1987年のフランクフルトでのライヴ録音のマーラー5番の復刻LPが出ることになり、予約をしたものがようやく届いた。

この音源の初出は1988年頃で、すでにLPレコードというメディアは斜陽化し、CDの時代になりつつあった。当時もLPは発売されたのだが、一時間を超えるこの長い曲を1枚のLPに詰め込んだものだった。マーラーの5番がLPで発売される場合、3面1枚半にカットされ、余白の1面には、オーケストラ付きの歌曲が収載されるのが普通だった。それが、今回のLPレコードは、2枚4面を使って余裕あるカッティングがなされていて、かなり音質は良い。

バーンスタインのマーラーのオリジナルLPはどれもプレミアムが付いて非常に高価だが、実際、CDと聴き比べると、音質にこだわる人はLPを聴くだろうなと思うし、このLPもかなり出来は良い。ただし、プレスは完璧ではなく、小さい周期的なノイズが入る部分があったりするのが玉に瑕だ。それでも、このLPは買ってよかった。何せ、演奏がすこぶる良いから。

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2014年11月14日 (金)

シューマン チェロ協奏曲 / ローズ、バーンスタイン、ニューヨークフィル

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レナード・バーンスタイン・エディション/ソニー・クラシカル協奏曲&管弦楽曲全録音 (80CD)のようなボックスのCDを順番に聴いていくと、気に入った演奏とそうでないものがはっきりしてくる。

このCDは、ピンカス・ズーカーマンの独奏によるメンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲と、レナード・ローズの独奏によるシューマン チェロ協奏曲がカップリングされているが、メンデルスゾーンの方は重厚長大に過ぎ、ズーカーマンの独奏がねちっこくメンデルスゾーンの貴族的で高貴な良さがスポイルされた感じで全く楽しめなかった。

しかし、シューマン チェロ協奏曲は、レナード・ローズの独奏が良く、テクニックも確かでバーンスタイン/ニューヨークフィルの伴奏と良く合ってモダンで快活な演奏に仕上がっているように感じた。このディスクは今後、シューマンしか聴かないと思う。

シューマンの方は1960年録音で、古い年代にしては音質も良い。レナード・ローズは、トスカニーニの専属オーケストラだったNBC交響楽団の首席チェリストだった人で、ヨー・ヨー・マやリン・ハレルを教えたこともある人だというのをネット検索して知った。

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2014年11月11日 (火)

レナード・バーンスタイン・エディション/ソニー・クラシカル協奏曲&管弦楽曲全録音 (80CD)

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レナード・バーンスタインのCBSコロムビア音源の協奏曲・管弦楽曲を集めた全集で、80枚組のボックスセット。先月末には届いていたが、CDプレーヤーがオーバーホールに出ていたので、まともな音質では聴くことが出来なかった。

約30cm四方のサイズのボックスというのは、CDだけ持っている人には、異質なサイズだろうが、LPを普通に持っていて普段から聴いている人間には、ごく普通の大きさだ。解説書が大きくて見やすく、写真も大きくて見栄えが良い。

一番最初に聴いたのは、ジノ・フランチェスカッティとのブラームスのヴァイオリン協奏曲。幾分甘さのあるヴァイオリンと、メリハリの利いたオーケストラが溶け合って、なかなか良い。

まだ全部聴いたわけではないが、この当時のCBSコロムビアの録音技術が思ったより良い事がわかる。1枚あたりの価格は安くても、リマスターやプレスは丁寧に行われているようである。

このセットは、限定盤なので、在庫が無くなったらおしまい。交響曲のセットと共に、私の宝物になることは間違いない。

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2014年11月 7日 (金)

ブラームス ピアノ協奏曲1番、2番/グリモー、ネルソンス(180g重量盤LP)

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これは、昨年CDで発売された、エレーヌ・グリモー(ピアノ)、アンドリス・ネルソンス(指揮)によるブラームス ピアノ協奏曲1番と2番の入った2枚組のLPレコード。オーケストラは1番はバイエルン放送交響楽団で、2番はウィーンフィルである。そして、1番はライヴ録音で、2番はセッション録音で、かなり様子が異なる。

この音源も、昨年CDで買ってあったのだが、LPレコードも発売されたので買ってみた。この2つの協奏曲は、1番の方が若い疾風怒濤時代に書かれたもので、2番はずっと後になって書かれた。グリモーとネルソンスは、この2曲の違いを際立たせ、オーケストラを換え、1番はライヴ録音、2番はセッション録音にしたのではないかとも考えられる。

実際、1番はライヴにつきものの白熱した感じがより際立って、疾風怒濤にような感じが前面に出てくる。若干荒い演奏なのかもしれない。2番の方はより洗練され非常に整ったもので、より完成度は高い。

CDとLPの違いを一言でいうと、楽器の音色や実在感においては比べられるものではない。むしろ比べるなら、ハイレゾ音源と比較すべきである。

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2014年11月 4日 (火)

ドヴォルザーク ヴァイオリン協奏曲他/ムター、ホーネック、ベルリンフィル(180g重量盤LP)

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これは、昨年CDで発売された音源のアナログLPで、180g重量盤で限定プレス。それほど高価ではなかったので買ってみた。ちなみに、LPジャケットの横にあるのは、DVD付きデジパック版のCDである。

ムターのヴァイオリンは、CDでも温かくふくよかな感じがするが、LPだとそれがより明確にわかり、何よりバイオリンの音色がより美しく濃く響く。ムターは、今が演奏家としてピークだと思うので、こんなふうに様々なメディアで同じ演奏が聴けるのも嬉しい。このドヴォルザークの演奏は、バックのホーネック、ベルリンフィルがしっかりサポートしていて安心して聴ける。

ジャケットはムターをモチーフにした絵であるが、これがまたLPだとサイズが大きいので見栄えが良い。ムター・ファンならずとも、クラシック音楽愛好家でLPを聴ける環境にある方は買っても良いかもしれない。限定盤なので、無くなったら入手は困難となる。

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