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2015年1月 2日 (金)

ヴェルディ トロヴァトーレ全曲/セラフィン、スカラ座(EsotericSACD/CDハイブリッド盤)

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これは昨年暮れに発売された5グレイトオペラズ(9枚セット)のうちの1つで、1962年録音のドイチェグラモフォン音源。

ステレオ初期のヴェルディ 「トロヴァトーレ」全曲盤では、DECCAのエレーデ盤(1956年録音)、EMIのシッパース盤(1964年録音)などもあるが、最も完成度が高いのがセラフィン盤である。キャストが揃っている上に、それがまた全員イタリア人、指揮者もイタリア人、そしてイタリア最高の歌劇場であるスカラ座のオーケストラ、合唱団を使っている。現代の録音では、キャストに全員イタリア人を使ってここまで歌える歌手が揃うかと言われると、甚だ疑問だ。

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こちらは、オリジナル-イメージ-ビット-プロセッシングでリマスターされた通常CDのセット。このCDとEsoteric盤のCD層を比べると、歌手の声の濃厚さやオーケストラの厚みが、Esoteric盤の方が良い。白熱した臨場感もEsoteric盤の方が良く出て来る。ただ、録音が古いためかいずれもFレンジは狭く聴こえる。

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これは、手持ちの1960年代プレスのドイツ盤LPセットで、40年以上未開封のままだったものを数年前に手に入れた。通常の聴きたおされたノイズだらけの初期盤と違って、ノイズが殆ど無く快適に聴けるのだが、これら三種のディスクで一番音質に優れるのは、この盤である。Fレンジは一番狭いが、声の濃さや力強さ、うねるようなオーケストラの質感、白熱した臨場感はこのLPが一番素晴らしい。

Esoteric盤を200万円を超えるCDプレーヤーで再生しても、100万円くらいの入念に調整されたアナログプレーヤーセットでかけるこのLPレコードの音質にかなわないので、改めて手放す事が出来ないと思った。

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