ブルックナー 交響曲 第七番 /クライツベルク、ウィーン響
これは、ヤコフ・クライツベルク/ウィーン交響楽団による2004年の録音で、SACD/CDハイブリッド盤。
HMVの通販で、CD3枚買うと割引がされるセールがあるが、欲しい2枚が決まって、もう1枚何か買おうと思って探した時に、ペンタトーンというレーベルから出ているCDの中で1番安かったものがこれ。現在でもHMVで¥504で出ている。ペンタトーンというレーベルは、旧フィリップスレーベルの関係者が立ち上げたレーベルで、SACDが多いのであまり持っていないが、安いから買ってみようということで飛びついた。
コクのあるような演奏ではなく、ある意味、浄化されたような演奏である。私は普段、ブルックナーをそれほど聴かないが、打楽器のダイナミズムや、フォルテの全奏からいきなり休止する静寂感などが良く捉えられているなかなかいい録音であり、演奏もなかなか良いのではないかと思える。
ヤコフ・クライツベルクという指揮者、なかなか良いではないかと思い、色々検索してみたら、すでに故人だった。東日本大震災の数日後に癌で51歳で亡くなられたとか。
それにしても、ペンタトーンのSACD/CDハイブリッド盤でこれだけがポツンと異様に安いのは何故なのか?録音も演奏も悪くないのに。。
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