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2015年2月20日 (金)

サン=サーンス ヴァイオリン協奏曲3番、ヴュータン ヴァイオリン協奏曲5番/チョン、フォスター、LSO(アナログLP)

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これは、チョン・キョンファ、ローレンス・フォスター、ロンドン交響楽団によるサン=サーンス ヴァイオリン協奏曲3番、ヴュータン ヴァイオリン協奏曲5番がカップリングされた英国オリジナル盤。SIDE1にヴュータンがSIDE2にサン=サーンスが入っている。1976年発売だから、もう40年近く前のもの。

このレコードで聴けるチョン・キョンファのヴァイオリンは情熱的で熱い。サン=サーンスの方はいささかかき回し過ぎのような感じもするが、ローレンス・フォスター、ロンドン交響楽団に支えられ見事に弾ききっていて、この曲の魅力を余すこと無く伝えてくれる。ヴュータンの方は曲本来以上に魅力がある感じに仕上がっている。チョン・キョンファの情熱的な節回しは、気に入った人には熱烈に歓迎されるだろうし、嫌いな人にはそっぽを向かれるかも知れない。私には情熱、美しさ、しなやかさを兼ね備えている名演に思えるのだが。

このLPレコードは、つい最近、オークションで格安に落としたものだ。1990年代の英国盤の中古が高かった頃は、このレコードも¥5000以上で売られていたのを見たことがあるが、落札価格はたったの¥1000。まあ、CDの値段も下がっているから安いとは言えないかもしれないが、オリジナル盤がこの値段で手に入ったのは嬉しい。音色が濃く全体に引き締まった感じがする音質で、なかなか良い音だ。盤のコンディションも良かった。

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こちらは、1990年代半ばに発売された米国プレスのスーパー・アナログ・ディスクで、当時新品を購入したもの。SIDE1にサン=サーンスが、SADE2にヴュータンが入っているので、オリジナル盤と反対だ。

オリジナル盤とくらべてレンジが広く分厚い音がするが、音色は薄く淡白な感じ。ヴァイオリンの音のキレはオリジナル盤より良く、総合的にオリジナル盤と比べてどちらが良いかは好みの範疇になりそうだ。

ところで、このLPレコードのように同一音源のLPレコードやCDで曲の順番が変わってしまっているものが時々ある。この音源の場合には、曲が入れ替わっているだけだからあまり影響は無いけれど、バルビローリ/フィルハーモニア管のマーラー6番は、オリジナルLPと手持ちのCDでは、2楽章と3楽章がなぜか入れ替わって入っているのだ。そういうレコードもある。

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