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2015年3月17日 (火)

ストラヴィンスキー 春の祭典、火の鳥/ブーレーズ(EsotericSACD/CDハイブリッド盤)

Swscan00571

今月10日に発売になったばかりのEsotericSACD/CDハイブリッド盤で、「春の祭典」クリーヴランド管弦楽団(1991年)、「火の鳥」シカゴ交響楽団(1992年)のカップリングでトータル79分あまりの1枚のディスクである。

CDの音質は、1990年頃から良くなりだした。1980年頃から始まったクラシックのメジャーレーベルのデジタル録音も約10年のノウハウの蓄積によって、かなり高水準となっていた事が、このディスクからも判る。音質的には、とても鮮明で、当時のディスクでは若干キツさを感じた部分も、しなやかに良く伸び切れ込む感じで聴きやすいのではないか。「火の鳥」を当時のドイツ盤とこのディスクのCD層を聴き比べると、このディスクの方が全体的に音が厚くデジタル的な音の薄さが無い感じがする。それだけ良いリマスタリングがなされているのだと思う。

ブーレーズという指揮者は恐ろしく明晰にスコアを実際の音にするような感じだ。それが、優秀な録音により極めて魅力的に聴こえる。ストラヴィンスキーの「春の祭典」は、ただ不協和音がうるさい暴力的な音楽というだけではない。その中に、極めて美しい魅力的な旋律が聴こえ、それが不思議な魅力となっている曲であり、その魅力ある部分を、ブーレーズは全部裸にしてさらけ出しているような気がする。出来る限り良い音で聴いた方が、その魅力は聴き手に良く伝わると思うのだが、その点においてこのディスクは申し分ない。

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