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2015年3月13日 (金)

リムスキー=コルサコフ シェヘラザード他/アンセルメ、スイス・ロマンド管弦楽団(EsotericSACD/CDハイブリッド盤)

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今月10日に発売されたばかりのEsotericSACD/CDハイブリッド盤のうちの1枚。音源は、アナログレコード時代から名演奏の誉れ高いエルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団による1961年録音のもの。

例によって、CD層を聴いた感想である。50年以上前の音源であるが、マスターの劣化を考えても、瑞々しさやしなやかさが残されていて、バランスも良く優れた復刻盤であると思う。元の録音が当時としては良かったということもあろう。入念にリマスターされていると感じた。

アナログレコードのオリジナル盤とはエネルギーバランスが全く異なり、とてもワイドレンジで、横方向への音場はずっと広い。オリジナル盤に入っていない音もEsoteric盤からは聴ける感じもある。しかし、なぜか前後方向の音場はオリジナル盤の方が厚みを持って展開する。楽器の音色はオリジナル盤の方が鮮やかだが、Esoteric盤を標準にするとオリジナル盤は派手すぎのようにも感じる。

日本人がリマスターしているからか、昔の日本盤のアナログLPの地味な音色に似ているような気もする。オリジナルのアナログレコードと最新のSACD/CD盤は、50年以上の歳月の違いで同じ音源でも全くチャンネルが異なる物だと思う。両方とも持って気分によって変えて愛聴していたい。

尚、この盤はオリジナルのアナログレコードに入っていたリムスキー・コルサコフの「シェヘラザード」、ボロディンの「ダッタン人の踊り」の他に、「ロシア音楽コンサート」から、ムソルグスキーのホヴァンシチナから「ペルシャの女奴隷たちの踊り」、グリンカ「ルスランとリュドミラ」序曲が入っている。

以前発売されたEsoteric盤のムソルグスキーの「展覧会の絵」には「禿山の一夜」とホヴァンシチナから前奏曲(モスクワ河の夜明け)が入っていた。「ロシア音楽コンサート」には、これら以外に、グリンカの「ワルツファンタジー」、「ホタ・アラゴーサによる華麗な奇想曲」の2曲が入っていた。将来、別のアンセルメのEsoteric盤が発売されるなら、これらも一緒にカップリングして欲しい。

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