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2015年3月27日 (金)

ドニゼッティ ラ・ファヴォリータ/エレーデ、フィレンツェ音楽祭、シミオナート、ポッジ他

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これはジュリエッタ・シミオナート(メゾソプラノ)、ジャンニ・ポッジ(テノール)、エットレ・バスティアニーニ(バリトン)、アルベルト・エレーデ指揮フィレンツェ音楽祭管弦楽団、合唱団による1955年録音の2枚組CDである。ネット検索したら、このCDもボニング盤のCDも今は現行盤では販売されていない。残念なことではあるが、オペラをCDで聴こうという人が少ないのであろう。

改めて聴いてみて、シミオナートのレオノーラ、バスティアニーニのアルフォンソ王が素晴らしいのは当然だけれど、フェルナンド役のジャンニ・ポッジの歌い方に惹かれた。古い歌い方なのかも知れないが、本当にイタリア的で、こんな歌い方をする歌手が現代に居たら、かなり人気が高いだろうと思う。この盤は次から次へ歌声の協演という感じで、録音も声を優先してしっかり録音されるようになされている様に感じる。

ボニング盤でのコッソットは若々しい感じだが、シミオナートはレオノーラの苦悩をもっと聴き手に伝えるような感じで、3幕、4幕での歌は実に感動的。全体的にみてボニング盤と比較して、録音が古い事以外に欠点は無い。60年前の古い録音で弦楽器がささくれたり、マスターの劣化によるドロップアウトの痕跡が聴いて取れるが、声の質感などは充分に楽しんで聴けるだけのクオリティはある。

ところで、こんな冊子が出てきた。

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1997年の藤原歌劇団によるラ・ファヴォリータ公演の時にホワイエで購入したのもので、定価¥1200。このオペラの原作のあらまし、成立についてから、公演史までも詳しく書かれていて、CDやLPを聴く時にも参考になった。

1997年の藤原歌劇団によるラ・ファヴォリータ公演では、フェルナンド役のジュゼッペ・サバティーニの澄んだ極めて美しい弱音が印象的で、どうやったらこんな美しい声で歌えるのだろうという思いとともに、感激したのを覚えている。

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