« リムスキー・コルサコフ シェヘラザード/アンセルメ、スイス・ロマンド管弦楽団(オリジナルLP) | トップページ | ワーグナー タンホイザー全曲/ショルティ、ウィーンフィル(英国盤アナログLP) »

2015年3月 3日 (火)

ストラヴィンスキー 火の鳥 他/ブーレーズ、シカゴ交響楽団

Swscan00540

これは、1992年にシカゴで録音された、ストラヴィンスキーのバレエ「火の鳥」全曲、幻想曲「花火」、管弦楽のための4つの練習曲が収録されたドイツプレスのCDで、購入して20年余りが経つ。

今月、この中の「火の鳥」と、クリーブランド管弦楽団と録音された「春の祭典」がカップリングされてEsotericからSACD/CDハイブリッド盤が発売される。個人的に期待しているのは、「火の鳥」の方である。

そもそも、このCDを購入した動機は、20年以上前にTEAC(Esoteric)が制作し、無料配布した以下のデモンストレーション用のCDに、この「火の鳥」の『火の鳥に魅せられたカスチェイの手下どもの踊り』~終幕までが収められていて、それを聴いて全曲が聴きたくなったからだ。

Swscan00541

これは、全てドイチェグラモフォンの4Dレコーディングのクラシック音源を集めたもので、国内プレスの金蒸着CDだった。確か、オーディオの試聴会か何かで無料で貰ったものだ。この中で気に入ったものは、ドイツ盤のCDを入手して聴いている。正直なところ、この金蒸着の国内プレスのCDは、現時点で聴くと音が若干滲んだ感じがしてオリジナルのドイツ盤に比べ良いとは言えない。

だが、上のドイツプレスのオリジナル盤は、今聴いても空気感や楽器の音色の再現性が良くて、1990年代前半当時の水準をはるかに上回る高音質なCDだと思うし、現時点でも、試聴用に使えるだけの音質的クオリティを持つ。ドイチェ・グラモフォンの4DレコーディングのCDは、本当に優れた装置でないと良さを引き出せないものが多いし、国内盤とドイツ盤の音質差も大きかった。国内盤は音が丸まってしまうというか抜けが悪い感じがして、好みではなかった。

演奏は、ブーレーズらしく楽譜に忠実で、混濁感が全くない見晴らしの良い透明感のある演奏であり、鮮明な録音がそれをより魅力的に聴かせるのだ。その音源が、今回、リマスターされSACD/CDハイブリッド盤として登場する。とても楽しみだ。

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ
にほんブログ村

|

« リムスキー・コルサコフ シェヘラザード/アンセルメ、スイス・ロマンド管弦楽団(オリジナルLP) | トップページ | ワーグナー タンホイザー全曲/ショルティ、ウィーンフィル(英国盤アナログLP) »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« リムスキー・コルサコフ シェヘラザード/アンセルメ、スイス・ロマンド管弦楽団(オリジナルLP) | トップページ | ワーグナー タンホイザー全曲/ショルティ、ウィーンフィル(英国盤アナログLP) »