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2015年9月15日 (火)

涙のパヴァーヌ~オリジナル楽器によるブロックフレーテの楽しみ第一集/ブリュッヘン、アーノンクール、レオンハルト

Swscan00792

パーチャム:ブロックフレーテと通奏低音のためのソロ ト長調
エイク:涙のパヴァーヌ~ジョン・ダウランド『流れよ、わが涙』に基づくブロックフレーテ独奏のための4つの変奏
ルイエ:ブロックフレーテと通奏低音のためのソナタ ハ短調 Op.2-5
デュパール:ブロックフレーテと通奏低音のための組曲第5番ト長調
テレマン:ファンタジー第1番ハ長調
テレマン:ファンタジー第10番イ短調

フランス・ブリュッヘン(ブロックフレーテ)
ニコラウス・アーノンクール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)

5種類のブロックフレーテを吹き分けていて、エイク:涙のパヴァーヌ~ジョン・ダウランド『流れよ、わが涙』に基づくブロックフレーテ独奏のための4つの変奏 は、伴奏無しで演奏される。ブロックフレーテ(リコーダー)だけでここまでの演奏が出来るのだと、初めて聴いたときには驚いた。

涙のパヴァーヌ、テレマンのファンタジーを除く他の曲は、ヴィオラ・ダ・ガンバ(バス・ヴィオール)とチェンバロの伴奏が付くが、この伴奏がまた素晴らしい。

1965年11月録音、ごく自然な素朴で美しい響きのする名録音だと思う。数年前にSACDになって復発売されたが、当時のLPレコードを今聴いても、その美しさに聴きほれてしまう。50年近く前に発売されたオリジナル盤で聴くのもオツなものである。しかも、中古価格はそれほど高くない。第2版に至っては、おそらく¥1000台で買えると思うので、SACDよりもずっと安い。

初出盤のレーベル

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第2版(1970年代前半)のレーベル

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この両者を聴き比べると、初出盤は音色濃厚でより温かみがあるように聴こえる。第2版はFレンジが広がりややクールな感じになるが、どちらも高音質である。同一音源のドイツ盤のLPを2種類持つなどどいう馬鹿なことをしているが、それだけ内容のある名盤だと思うのだ。尚、これらLPレコードのジャケットは、一番上のもので同じデザイン。ただ、初出盤には紙にコーティングが無くつや無しで、第2版には表面にコーティングがあるので艶がある。

Bruggen

これが現在入手できるSACD/CDハイブリッド盤のジャケット。

フランス・ブリュッヘンは、1980年代になると、指揮に専念するようになり、ブロックフレーテやトラベルソの演奏活動から引退し、コレクションしていた楽器もほとんどを有田正弘さんらに譲ってしまった。だから、彼の奏者として残っている録音はアナログ時代のものがほとんどである。

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