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2015年11月20日 (金)

ブラームス 二重協奏曲、ピアノ四重奏曲3番/スターン、マ 他

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ザ・クラシカル・チェロ・コレクション(15CD SET)の中の1枚で、1986年録音、1988年初出のもの。ピアノ四重奏曲3番はサントリー・ホールでのライブ録音。当時、アイザック・スターン(Vn)66歳、ヨー・ヨー・マ(Vc)31歳、クラウディオ・アバド(指揮)53歳、ハイメ・ラレード(Va)45歳、エマニュエル・アックス(p)37歳であった。

ピアノ四重奏曲3番は、若い奏者に混じり大御所のアイザック・スターンが参加しているような感じだが、アイザック・スターンのヴァイオリンは若々しく闊達で、老けた感じは全く無い。いわゆるブラームスらしい重厚で渋い感じの演奏とは対極の明るくて各奏者の技量が冴えわたるような感じの若々しいモダンな演奏である。

二重協奏曲の印象も大きくは変わらない。ドイツ的な重厚さを感じるようなものではなく、やはり全体的に明るい演奏である。ヴァイオリン、チェロの独奏はかなり冴えわたり、明晰さを感じ、聴きやすい。ただ、私のこの曲の愛聴盤は、クリスチャン・フェラス(Vn)、ポール・トゥルトゥリエ(Vc)、パウル・クレッキー(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団の古い録音で、どんよりとした曇空で時折薄日がさすような渋い演奏なので、この曲に対してかなり印象が違ってしまう。しかし、決して悪い演奏ではない。むしろ積極的に良い演奏であると思う。

録音は、デジタル初期なので、最近の新しい録音のものと比べると若干古さを感じる。しかし全体的なバランスは良く、聴きやすい状態に仕上げてある。


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