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2016年1月19日 (火)

マーラー 交響曲2番「復活」 / ワルター、ニューヨーク・フィルハーモニック

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1か月以上前であるが、12月13日(日)に、富士市民文化会館「ロゼシアター」で、地元のアマチュア・オーケストラである富士フィルハーモニーの演奏を聴いた。その演目がこの、マーラー 交響曲2番であった。指揮は十束尚宏さん、独唱のソプラノ、アルトの歌手はプロの方で、合唱は地元の混声合唱団である。アマチュア・オーケストラが、このような長大で難しい曲をやるというのは素晴らしいと思うし、グスタフ・マーラーが今日ではベートーヴェンやブラームス並みに重要なクラシックの作曲家であるという証でもあると思う。

演奏の出来も良かったと思う。そもそも、マーラーの交響曲を実演で全てノーミスで演奏するのは、一流のプロのオーケストラでも難しい。一例を挙げればバーンスタインが一度だけベルリンフィルを振った9番のライヴ録音では、あら捜しすれば問題はいくつか出てくる。途中、何か所か危うい所もあったかもしれないが、富士フィルハーモニーの演奏は、アマチュア・オーケストラとは思えないほど良く統率されており、大成功の演奏会だったと感じた。

十束尚宏さんの指揮する後ろ姿がカッコ良かった。第4楽章の「原光」を歌うアルトのソロに合わせてコンサート・マスターが独奏ヴァイオリンを付ける箇所があるが、これは腕の良し悪しが非常に目立つ。そのヴァイオリンは全く問題なくきちんとした音程と美しい音色で付けていた。このコンサート・マスターは、プロもしくは、アマチュアならば幼少の頃からきちんと教育を受けたプロ並みの凄腕の方ではないかと思った。

十束尚宏さんは小澤征爾さんがボストン交響楽団の音楽監督だった時に同地で修業された方だと聞いているが、マーラーとブルーノ・ワルターの関係は、まさに小澤征爾さんと十束尚宏さんの関係と同じ子弟関係にあり、マーラー自身が指揮した交響曲2番の初演の場にも居た人であり、マーラーの死後、交響曲9番と大地の歌を初演したし、その後もマーラーの音楽を普及すべく尽力したマーラーの使徒でもあった。

ワルターの「復活」は、私がLPレコードで初めて聴いた「復活」であり、このジャケット写真もLPレコードのもの。コンサートの予習として改めて聴いてみると、現代の演奏と比べると若干、緩い感じはする。しかし、温かく盛り上がるような演奏で、今でも一級の演奏だと思えるもので、この曲に興味があるのなら、1度は聴くべきであるし、個人的にはいつまでも愛したい演奏なので、LPレコードをデジタル化し、CD-Rに焼いてみた。

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ブルーノ・ワルターの顔写真のジャケットをA3のスキャナーでスキャンしたのが上の写真、これを2L判の写真に縁ありで印刷し、裏には上の日本語の印刷をしてきちんとCD-Rのジャケットも作った。LPレコードでは長大な第5楽章がコーラスが入る直前で切れていて2面に分かれているが、これもフリーの結合ソフトを使って1つに繋いだ。全5楽章79分44秒で、ぎりぎりCD-R1枚に収まった。あと十数秒長ければ、2枚に分けなければいけないところだった。


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