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2016年3月11日 (金)

チャイコフスキー ピアノ協奏曲1番、フランク 交響的変奏曲/オグドン、バルビローリ、フィルハーモニア管(180g重量盤LP)

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これは、2年前頃復刻発売されたHi-Q recordsの重量盤LP。旧EMIのオリジナル・マスター・テープを用い、カッティングはアビーロードスタジオで行われてドイツでプレスされたもの。Hi-Q recordsの重量盤LPは30タイトル以上発売され、私はそのうちの20枚程度を買ってみたのだが、このオグドンのレコードは1962年の録音とは思えない特に素晴らしい音質である。

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私は、バルビローリという指揮者が好きなので、バルビローリが伴奏指揮者を務めているという理由で手に入れてみたが、どちらの曲も極めてテクニックに優れ、素晴らしい演奏である。まさにジョン(オグドン)がジョン(バルビローリ)の助けを借りて出来た名演奏である。ピアノ奏者も指揮者も英国人、オーケストラもレコード会社も、英国の団体だったというのも意思の疎通がうまく行き、良い演奏、良い録音が出来たのだろう。

ジョン・オグドンは、現在では半ば忘れ去られつつあるピアニストかも知れない。イギリス出身で、1962年のチャイコフスキー・コンクールで、ウラディミール・アシュケナージと共に第1位となった逸材で、その年の12月に録音されたのが、このLPレコードである。

1970年代になると精神を病むようになる。そして1980年代になるとテクニックに衰えがみられるようにり、1989年に50歳代前半で急逝する。肥満や糖尿病などもあったようだ。残された録音は決して少なくないけれど、ベートーヴェンなどのクラシックの基本的レパートリーの録音がほとんど無いなど、注目されにくいのかもしれない。


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