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2016年3月25日 (金)

ヴェルディ リゴレット/ショルティ、RCAイタリアオペラ管(2CD)

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ヴェルディ リゴレット ショルティ、RCAイタリアオペラ管 の新しいリマスター盤を手に入れた。今までは、米国盤のLPレコード(LSC-7027)を愛聴していた。映像無しで聴く「リゴレット」の中では、一番のお気に入りである。

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録音は1963年、RCAのステレオ録音の水準がとても高かった頃のもので、状態の良い米国プレスLPレコードでは、最新録音に負けないクオリティの高音質で聴けるのだが、このリマスターCDもかなり音質が良く、オーディオマニアにも納得して聴けるだけの音質を保っている。臨場感がとてもリアルな上、LPレコードよりも細かい音が聴けてワイドレンジである。音色が美しく厚みがあり実在感で勝る声が聴けるLPレコードを捨て去ることは無いと思うが、今後は手軽に聴ける分、CDを聴く事が多くなると思う。

演奏も、申し分ない。ショルティの指揮は勢いがあり、ヴェルディの音楽を過不足なく響かせとても情熱的である。ジルダ役のアンナ・モッフォは美しい声が印象的で、タイトルロールのロバート・メリルはリゴレットの苦悩をこれぞとばかりに歌いきり聴き手は感動せざるを得ない。三幕での四重唱から終幕までは、非常に感動的で聴き手の胸が締め付けられる。また、私のお気に入りのテノールの一人であるアルフレード・クラウスがマントヴァ侯爵を歌っているが、彼の声は輝かしく格調高い。彼の残したスタジオ録音の最良のものの一つがこの録音のマントヴァ侯爵であると思う。彼の声は「女心の歌」を聴いただけで虜になってしまう。

ヴェルディのオペラを聴く人なら、このCDは買って損はない。50年以上前の録音が、素晴らしい音で残され、演奏も一級品だからだ。値段も安いので強力にお勧めする。


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