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2016年4月26日 (火)

マーラー 交響曲第6番、亡き子を偲ぶ歌/バーンスタイン、ウィーンフィル他(180g高音質重量盤)

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バーンスタインが晩年にドイチェ・グラモフォンに録音したマーラーの交響曲は、順次、高音質重量盤LPで復刻が進んでいる。この第6番と第3番は、昨年の11月に発売され、私もすぐに注文して購入したが、この第6番の方に傷があって大きなノイズが出るので交換してもらうことになったのだが、その交換分のLPレコードがやっと届いた。交換されて新たにやってきたLPレコードの状態はとても良く、音楽を楽しんで聴ける。

CDとこのアナログLPで一番異なるのは、ウィーンフィルらしいしなやかな弦楽器の質感と、亡き子を偲ぶ歌を歌っているトーマス・ハンプソンのバリトンの声の質感の違いだろう。CD再生もそれほどいい加減ではない。CDプレーヤーの部分だけで、実は250万円もかけていて、ケーブルやインシュレータなどもそれなりに工夫して、楽しんで聴ける状態にはしているつもりである。ところが、この音源に関して、LPレコードには勝てないのである。

CDは、1980年代終わりごろから1990年代初め頃に発売されていたものと、最近出た、レナード・バーンスタイン・コレクション第2集という64枚組の中のCDが手元にあり、そのいずれと比べても、このLPの方が聴いていて楽しい。

バーンスタインのマーラーは、他の指揮者の演奏より感情の起伏が露わになる。バーンスタインの希望で、スタジオ録音でなく、ライブ録音をレコード化したというのも、そのあたりを大事にしたかったからではないかと思う。その代り、スタジオ録音ほど音質が良くないと思っていた。このLPレコードを聴くまでは。デジタル録音だから、CDでも良いというのは、この音源に関しては当てはまらない。演奏が良いので、音質が良くなると俄然、聴き手への感動も大きいような気がしてならない。

マーラー 交響曲第6番の愛聴盤は、この録音とバルビローリ/ニュー・フィルハーモニア管によるものだ。全く性格の異なる演奏であり、バルビローリは旋律を際立たせ慈しむように音楽を奏でる。今は、このように同曲異演を居ながらにして、いつでも楽しむことが出来る。幸せな時代だ。


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