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2016年4月

2016年4月29日 (金)

マーラー 交響曲 7番/バーンスタイン、ニューヨークフィル(180g高音質重量盤LP)

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これは、今月発売になったばかりのマーラー 交響曲 7番/バーンスタイン、ニューヨークフィル(1985年録音:ドイチェ・グラモフォン)の復刻重量盤LPである。

20歳代の頃からマーラーの交響曲は好きであったが、中でもこの7番は一番とっつきにくいというか、理解が難しいものだと思っていた。それが、この録音のCDが発売され、初めて聴いた時に、この曲の良さみたいなものが判るようになった。

また、1960年代のアメリカCBSコロムビアのバーンスタイン、ニューヨークフィルでの録音と比べると、バーンスタインの円熟というか、スケールの大きい偉大な指揮者となったという感じを受けるのだ。だから、とっつきにくかった7番であるが、今回の復刻LPの発売では迷わずすぐに注文した。

音質はというと、1980年代半ばのドイチェグラモフォンの音質とは思えない良い状態で復刻してくれており、6番などのウィーン・フィルとはまた違った、ニューヨーク・フィルのアメリカ的な現代性を感じさせる機能美みたいなものが、このLPでの方がCDよりも良くわかるような気がする。


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2016年4月26日 (火)

マーラー 交響曲第6番、亡き子を偲ぶ歌/バーンスタイン、ウィーンフィル他(180g高音質重量盤)

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バーンスタインが晩年にドイチェ・グラモフォンに録音したマーラーの交響曲は、順次、高音質重量盤LPで復刻が進んでいる。この第6番と第3番は、昨年の11月に発売され、私もすぐに注文して購入したが、この第6番の方に傷があって大きなノイズが出るので交換してもらうことになったのだが、その交換分のLPレコードがやっと届いた。交換されて新たにやってきたLPレコードの状態はとても良く、音楽を楽しんで聴ける。

CDとこのアナログLPで一番異なるのは、ウィーンフィルらしいしなやかな弦楽器の質感と、亡き子を偲ぶ歌を歌っているトーマス・ハンプソンのバリトンの声の質感の違いだろう。CD再生もそれほどいい加減ではない。CDプレーヤーの部分だけで、実は250万円もかけていて、ケーブルやインシュレータなどもそれなりに工夫して、楽しんで聴ける状態にはしているつもりである。ところが、この音源に関して、LPレコードには勝てないのである。

CDは、1980年代終わりごろから1990年代初め頃に発売されていたものと、最近出た、レナード・バーンスタイン・コレクション第2集という64枚組の中のCDが手元にあり、そのいずれと比べても、このLPの方が聴いていて楽しい。

バーンスタインのマーラーは、他の指揮者の演奏より感情の起伏が露わになる。バーンスタインの希望で、スタジオ録音でなく、ライブ録音をレコード化したというのも、そのあたりを大事にしたかったからではないかと思う。その代り、スタジオ録音ほど音質が良くないと思っていた。このLPレコードを聴くまでは。デジタル録音だから、CDでも良いというのは、この音源に関しては当てはまらない。演奏が良いので、音質が良くなると俄然、聴き手への感動も大きいような気がしてならない。

マーラー 交響曲第6番の愛聴盤は、この録音とバルビローリ/ニュー・フィルハーモニア管によるものだ。全く性格の異なる演奏であり、バルビローリは旋律を際立たせ慈しむように音楽を奏でる。今は、このように同曲異演を居ながらにして、いつでも楽しむことが出来る。幸せな時代だ。


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2016年4月22日 (金)

知られざるワイル:クルト・ワイル歌曲集/ストラータス、ウォイタック(オリジナルLP)

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先日ご紹介した、ヴォットー・スカラ座のヴェルディ「椿姫」全曲のオリジナル盤を入手した時に、同時に見つけた盤がこれ、¥600也。1981年発売、米ノンサッチの初出盤。盤の状態が良くサーフェスノイズはほとんどなく、音質も良かった。

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この様に、見開きのジャケットで、歌詞やクルト・ワイルの写真などが載っているページがあり、本のようになっていて、なかなか豪華なもの。

クルト・ワイルで一番有名な曲は、ジャズのスタンダードになっている「マック・ザ・ナイフ」だと思うが、元はドイツ語で歌われる「三文オペラ」の中の「匕首マッキーの殺し歌」を英語に訳したものだ。

このLPレコードに入っている曲は、LPレコードが発売された当時は全く知られていないものだった。ギリシャ系でカナダ出身のオペラ歌手、テレサ・ストラータスが、1979年にミューヨーク・メトロポリタン歌劇場でクルト・ワイルのオペラ「マハゴニー市の興亡」というオペラが上演された時、ジェニー役で出演した。それを観ていたクルト・ワイルの未亡人であり、このオペラの初演時、ジェニー役を歌ったロッテ・レーニャが、ストラータスのジェニーを絶賛し、未公開だったワイルの歌曲のスコアをストラータスに託したのだ。

託されたワイルの曲は、リサイタルで歌われ、このレコーディングがなされた。ストラータスのワイル歌曲集は現在では3枚組CDになって発売されているが、一番出来が良いのが、このLPの録音である。

1980年代終わり頃に発売されたウテ・レンパーのクルト・ワイル曲集には、このLPレコードの中の曲が2曲入っている。ストラータスが歌ったおかげで、他の歌手が歌うようになってスタンダード化している曲もあるのである。実際、このLPレコード中に収められた曲は、良い曲が多い。

クルト・ワイルは1950年に亡くなったが、このストラータスのLPレコードを聴くと、間違いなく彼の残した曲は後の世まで歌い継がれていくだろうと思う。


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2016年4月19日 (火)

RCA Living Stereo SACD 

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RCA Living Stereo SACD は、10年くらい前から数年間に渡って54タイトル計59枚(5タイトルが2枚組)発売された。しかし、その後は増える事はないみたいだ。1990年代にリマスターされた古い同一音源のCDと、このハイブリッド盤のCD層を数タイトル聴き比べて音質が良かったので、SACDプレーヤーを持っていないのに全て購入することにした。

54タイトル59枚まとめて全部持っている人は何も私だけでなく大勢居ると思うけれど、現在、RCA Living Stereo SACDをネット検索して全種類掲載されている日本語ページが出てこない。なので、無いなら自前で作ってしまえ、と思いRCA Living Stereo SACD 54タイトルのコンテンツを黄金のアンコールの音楽とオーディオの部屋に作ってみた。18タイトルずつ3つのページに分けている。

RCA Living Stereo SACD 1 18タイトル

      
RCA Living Stereo SACD 2 18タイトル

      
RCA Living Stereo SACD 3 18タイトル

これらのSACDは、すでに廃盤になって入手が難しいものも増えてきているが、クラシックリスナーでSACDプレーヤーを持っている方は是非聴いていただきたい。音楽的にも演奏の良いものが揃っていて駄盤は1枚もない。半世紀以上前の録音なのに、非常に鮮明で良い音質でびっくりする。

このSACDを揃えてから数年後に、RCA Living Stereo 60CDボックスが格安で発売された。この1枚目を除いた59枚のCDと同一音源なので私は購入しなかったが、現在ではそのBOXも新品では入手が難しくなりつつある。 このボックスも買って損はないものだと思う。


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2016年4月15日 (金)

ヴェルディ 椿姫/ヴォットー、スカラ座、スコット、ライモンディ、バスティアニーニ他(西独プレス初版LP3枚組)

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4月の第3土曜日はレコード・ストア・デイで、全世界でレコード屋さんが一斉にお祭りイヴェントを行う。明日4月16日(土)はその日にあたる。私が住む市にもレコード・ストア・デイに参加しているお店が3店ほどあり、そのうちの1店に先週の日曜に行ったのだ。店内には、レコード・ストア・デイの大きなポスターが貼ってあった。

さて、そのお店でゲットしてきたうちの1組がこれ。検盤させてもらった時に中身を見て、オリジナル盤だと気が付いた。しかし値段はそれほど高くなく¥4500で普通の中古レコードと対して変わらなかった。昔ほど中古レコード屋には行かなくなったが、こんなレコードに巡り合えるのだから、やっぱり定期的に巡回しないとダメだなと思った。ちなみに、SLPM 138832/4で検索すると、初期盤専門の中古レコード屋さんのサイトが出てくるが、値段はこんなに安くは無い。

50年以上前のセットとしてはコンディションも良く、家に帰って早速クリーニングして聴いてみた。年代を考慮しても、サーフェスノイズはごく少なく、楽しんで音楽が聴ける。

この録音は、指揮者も主要な歌手もイタリア人で、歌劇場はイタリア最高のミラノ・スカラ座である。新しい録音のものは国際的になってしまっていて、音楽的には、純イタリア的な演奏のイタリアオペラを楽しむのに、これほどふさわしい盤はなかなか無い。リブレット(後ろに印刷年月日1/63の表記があった)に主要なアーチストの写真が載っていたので、拝借してみた。

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アントニーノ・ヴォットーは、トスカニーニ時代のスカラ座でアシスタントをやって経験を積み、長いことスカラ座の指揮者を務めた人だ。多くの昔のオペラ指揮者のように統率が緩い感じが無くかなり音楽を引き締めていて、その点からもトスカニーニの影響を感じた。歌手を引き立たせる指揮をし、聴かせどころの部分は絶妙である。この椿姫でもなかなか素晴らしい音楽を造っている。

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ヴィオレッタ役のレナータ・スコットは、この録音時はまだ20歳代だったはずで、若く勢いのある上り坂の歌手らしい魅力があり、テクニックも素晴らしい。彼女自身、18歳の時のオペラのデビューでの役がヴィオレッタだったくらいで、当たり役の一つである。1980年代初めにムーティの指揮で椿姫のヴィオレッタ役の録音があるけれど、その録音でのやや声が重くてスケール大きく歌うヴェテラン歌手となった時のものとは違った魅力があるものだ。若いぶん声が軽く美しい張りのある声が魅力。特に、第一幕では圧倒的な美声に魅了される。

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ジャンニ・ライモンディのアルフレードは、端正な艶っぽい感じで違和感が無い。この人の実力も相当なものだと感心する。あまり録音が多くないけれど、ゼッフィレッリ演出のカラヤン/スカラ座でのボエーム(ミミはミレッラ・フレーニ)でロドルフォ役で出ていたのを思いだした。

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エットーレ・バスティアニーニのジェルモンは、大バリトン歌手としての全盛期の最後の頃の録音(この録音のわずか5年後に癌のために亡くなる)だが、非常に上手い。

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これが手持ちの2枚組CD。現在も入手できる廉価盤である。音質について両者は聴き比べない方が良いと思った。LPの方は50年以上前のプレスだから若干ノイズがある部分もあるが、それでも音の鮮度や音色の濃さ、実在感は圧倒的で非常に魅力的に感じてしまう。このCDは、あくまでお手軽に聴きたい時だけ利用する事になるだろう。


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2016年4月12日 (火)

ベートーヴェン 交響曲全集/コンヴィチュニー、ライプチッヒ・ゲヴァントハウス管(東独ETERNALPレコード)

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交響曲1番、8番 825411   交響曲3番  825412

交響曲4番 825413      交響曲5番 825414

交響曲6番 825415      交響曲7番 825416

交響曲9番、2番 825417/8 

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最近になって、やっと、フランツ・コンヴィチュニー/ゲヴァントハウス管によるベートーヴェンの交響曲が東ドイツETERNAの1970年頃に発売されたLPレコードで全部揃った。実は、20年以上前には、初出のモノラル・ボックスを持っていた。しかし、ステレオ盤で集めようと思い、コレクターの方と別のレコードと交換したのだ。頂いたレコードは、マリア・カラスの「カルメン」全曲のオリジナル盤だった。

その後、バラで集めたこの7組8枚のLPレコードは、オリジナル盤ではなく1970年代の再発ステレオ盤だから値段はさほどでもないが、コンディションの良いものを格安で集めようとしたので時間がかかった。値段的には高いもので2500円くらい。安いのは500円くらいだった。これらのLPレコードは別に希少ではないけれど、それでも専門店ではなく安価に集めようとすると時間をかけてじっくりと手に入れなければ集める事ができない。

CDだと全集になったボックスが安価で買えるし、それでも元の録音が良いので結構楽しめるのであるが、比べてしまうと重厚な分厚い響きはLPレコードでの方が良い。1950年代終わりから1961年頃の古い録音だとはとても思えないくらい。


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2016年4月 8日 (金)

SOUL OF TANGO/ヨーヨー・マ・プレイズ・ピアソラ (高音質重量盤LP)

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これは、Music On Vinylというレーベルが復刻した180gの重量盤LPで、現在も購入できる。このレーベルはSony Musicレーベルのクラシック音源を高音質でLP化しているものが他にもある。

http://www.musiconvinyl.com/catalog/yo-yo-ma/soul-of-the-tango#.Vwb1Qctf3cs

SideA
1. LIBERTANGO
TANGO SUITE
2. Andante
3. Allegro
4. SUR: REGRESO AL AMOR
5. LE GRAND TANGO

SideB
1. FUGATA
2. TANGO REMEMBRANCES
3. MUMUKI
4. TRES MINUTOS CON LA REALIDAD
5. MILINGA DEL ANGEL
6. CAFE 1930

Yo-Yo Ma (vc),
Sergio & Odair Assad (g), Kathryn Stott (pf), Nestor Marconi (bn), Antonio Agri (vn), Horacio Malvicino (g), Hector Console (b), Leonardo Marconi (pf), etc

初出のCDは1997年だが、当時のCDと比べると、楽器の音の実在感がアナログの方があり、音楽が愉悦的にもっと楽しめる感じだ。現在のしっかりと製造されたLPレコードの音質は半端ない。この音源は、アマゾンのマーケットプレイスで中古のCDだと1円からの値段で出ている。(送料が350円かかるから351円だ。)

しかし、LPだと4000円近い値段だ。でも、音質の良さを知ってしまうと、丁寧なプレスやジャケットの仕上げの良さを見ると、仕方がない値段だなとは思う。デジタル録音時代のものも、LPだとより魅力的に聴こえるものはある。このLPレコードも、そのうちの1枚である。

音楽的には、A面の2曲目、3曲目が良い。B面の2曲目は、1987年にピアソラ自身が残したバンドネオンに多重録音する形でヨーヨー・マがチェロを付けたものだが、故人となった演奏家と現役の演奏家が共演できるのも、録音芸術ならではだ。


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2016年4月 5日 (火)

ヴェルディ 椿姫/モントゥー、ローマ歌劇場、カルテリ、ヴァレッティ、ウォーレン他(2CD)

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これは、1956年のモノラル録音の2枚組オペラ全曲盤である。

この録音を聴く価値としては、私的には2点ある。1つは、数少ないピエール・モントゥーのオペラ全曲録音盤であるという事。もう1つは、主役のヴィオレッタをロザンナ・カルテリが歌っている事である。だいぶ前にこの全曲盤の米国プレスのLPレコードを手に入れてみたが、盤のコンディションが良くなかったので手放した。最近、リマスターされた盤が出ているのを見つけ、格安だったので買ってみた。

ピエール・モントゥーは、戦前にメトロポリタン歌劇場の指揮者をやっていた経歴もあり、オペラ指揮者としても優れていたというのは、この録音を聴いてもわかる。フランス人らしいエレガントな感覚と情熱的な感覚が上手く同居しているような感じがする。ロザンナ・カルテリは、セラフィンが指揮した「愛の妙薬」のアディーナがステレオ録音に残っているが、録音の数が少ない。ミレッラ・フレーニとかレナータ・スコットなどの世代より前のイタリアのリリック・ソプラノである。美しい声だが少し暗い感じがあって、アディーナよりもヴィオレッタにはより適していると思うし、第3幕の「過ぎし日よ、さようなら」は、かなりの名唱だと思った。

音質については、「椿姫」は古今に優秀な録音で演奏も素晴らしいものがいくつもあるので、その中において、この録音はモノラルである事と、先月ご紹介した1963年録音のショルティの「リゴレット」などと比較しても音質的にはかなり古く感じられるので、その点で不利である。

ヴェルディ リゴレット/ショルティ、RCAイタリアオペラ管  

http://musickp.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/rca2cd-952b.html

しかし、1950年代のモノラル録音盤として声やオーケストラのバランスはそれなりに聴こえ、音楽を鑑賞するのに支障はない。マニアックなオペラ好きな人とか、オペラ指揮者としてのピエール・モントゥーの音楽を楽しみたい人にはお勧めする。ただし、数ある「椿姫」全曲盤の中でまず最初に聴くべき盤ではない事は確かだ。


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2016年4月 1日 (金)

プロコフィエフ アレクサンドル・ネフスキー/ライナー、シカゴSO(Analogue Productions高音質復刻重量盤LP)

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これは、1959年録音のRCA Living Stereoの復刻重量盤でAnalogue Productionsが発売しているもの。RCA Living Stereoの復刻重量盤LPは、1990年代から今は無いClassc Rcordsという復刻専門のレコード会社などがかなりの数あった。現在、Analogue Productionsでは、RCA Living Stereoの復刻重量盤は25タイトル発売している。その中の2/3は、Classc Rcordsから出た復刻重量盤LPを持っているので、持っていないものの中から、選んで1枚だけ買ってみたのがこれだ。

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ジャケットは見開きで、オリジナル盤に類似した厚紙のしっかりしたもの。ジャケットの内容はむしろオリジナル盤よりも出来は良いかも知れない。

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肝腎なプレスの状態と音質であるが、Classc Rcordsのプレス工場であるRTIのHQ180や200g QUIEXSV-Pのプレスよりも明らかにノイズが少なく、音質もより鮮明な感じである。ワイドレンジなのに音が分厚い。CDだと音場の前後感が無く薄い感じなのが、前後感が良くわかる。音質的なクオリティは高く、本当に50年以上前の録音なのかと驚く。

音楽的にはライナー、シカゴSOのアレクサンドル・ネフスキーは、一聴、実直で生真面目すぎる感じがあるのだが、驚くべきほどの鮮明な音質によって合唱が生き生きと再生され、CDだと若干荒っぽく聴こえるオーケストラのアンサンブルが緻密に聴こえ、この音楽の凄味が味わえる。この音楽は是非ともCDでなくLPで聴きたい、そう思える。

あまりにもこのLPレコードが良いので、もう1枚、Analogue ProductionsのRCA Living Stereoの復刻重量盤を注文した。それは、キリル・コンドラシンが指揮したハチャトゥリアン:仮面舞踏会/カバレフスキー:道化師 がカップリングされたもの。これも復刻重量盤を持っていない。しかし、輸入元に在庫がないので、入荷に時間がかかるらしい。


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