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2016年5月27日 (金)

チャイコフスキー イタリア奇想曲、R=コルサコフ スペイン奇想曲/コンドラシン、RCAビクター響(180g重量盤LP)

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5月3日のこのブログで、「ハチャトリアン 仮面舞踏会組曲、カバレフスキー 道化師/コンドラシン、RCAビクター交響楽団(Analoge Productions高音質復刻重量盤LP)」について書いたが、「チャイコフスキー イタリア奇想曲、リムスキー=コルサコフ スペイン奇想曲」のLPレコードを聴いてみた。今は無いClassc Recordsという高音質復刻レーベルから出た、リマスターやカッティングは、バーニー・グランドマンがやっていたもので、20年近く前に購入したものだ。

尚、現在のRCA音源のAnaloge Productions高音質復刻重量盤LPは25タイトルのみの発売で、このチャイコフスキー イタリア奇想曲、リムスキー=コルサコフ スペイン奇想曲は、発売されていない。この2枚のLPレコードを1枚に収めたCDも出ているが、音質は、これらの復刻LPの方がずっと良い。

キリル・コンドラシンは、チャイコフスキー・コンクールでクライバーンが優勝した時に指揮をしたということもあって、アメリカで有名になってしまい、西側に出てきて演奏活動を行った。RCAレーベルへの録音は、チャイコフスキー イタリア奇想曲、リムスキー=コルサコフ スペイン奇想曲、ハチャトリアン 仮面舞踏会組曲、カバレフスキー 道化師と、クライバーンとのピアノ協奏曲の伴奏したものが残されている。RCAビクター交響楽団というのは、録音用の名前で、調べてみたが実態はよくわからない。

コンドラシンは、旧ソビエトの指揮者でありながら、ロシア的なねちっこさがあまり無くモダンで洗練された指揮をする人だ。この演奏もコンドラシンの自国の作曲家の作品である事もあってか、非常に熱くエネルギッシュな演奏であるが、洗練された感じも同居している。これは非常にスリリングな演奏であるし、音質がすこぶる良いので非常に楽しめるLPレコードである。ただし、ハチャトリアン 仮面舞踏会組曲、カバレフスキー 道化師のAnaloge Productions高音質復刻重量盤LPと比べると、プレスの状態は良くなくて、若干ノイズが多い感じだ。

ここ数年、CDの売上が低下しているのに、LPレコードが盛り返している。実際、6~7年前にはクラシックのLPレコードの新譜などほとんど無かったのだが、現在ではタワーレコードやHMVなどの大手通販CDショップやアマゾンなどでも、検索すると沢山のクラシックの新譜のLPが売られていることがわかる。その中の多くは高価だが高音質を売りにした重量盤である。ハード機器の方ではアナログプレーヤーやフォノカートリッジも未だに沢山の機種の新品が入手出来る。先月には、Technicsが限定発売したSL-1200GAEという35万円する高級レコードプレーヤーが、わずか30分で国内販売分の300台が売り切れてしまった、というのがニュースでも流れた。まだまだLPレコードを聴く人はそれなりの数居るのだと思う。


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