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2016年7月15日 (金)

カスタネット入門 / ルセロ・テナ

Swscan01137

これは、カスタネットの女王と言われるルセロ・テナが監修したカスタネットレッスン用のLPレコードで、日本では1968年に発売された。このLPレコードは、だいぶ以前に中古レコードを入手していたのであるが、それは白盤と呼ばれる見本盤で、最近、普通に販売されたものがネット上にあったので買ってみた。

Swscan01139

これが、以前から所有していた見本盤。

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これが最近入手した通常盤。尚、ジャケットは同一。ちなみに中古価格は¥350。

レッスン用のLPレコードで、見開きのジャケットの内部には、10ページ以上に渡って写真や譜面入りで濱田滋郎さんが翻訳した解説が本のようになって付属している。

Swscan01140

私は、別に、カスタネットのレッスンの為にこのLPレコードを入手したわけでは無い。A面はカスタネットのレッスン用だが、B面は、ルセロ・テナの演奏実例集で、このB面の演奏のカスタネットは、それは見事なもので、聴けば感嘆の境地である。欲を言えば、バックのオーケストラのアンサンブルがもう少し整っていれば良いなと思う事はあっても、カスタネットの演奏は人間業ではない。

アルゼンチンの作曲家 サグレーラスの「はちすずめ」は、はちすずめの羽の震えをカスタネットが表現していて、ギターの伴奏とリズムもぴったり合ってるし、リムスキー=コルサコフの「熊ん蜂の飛行」は、熊ん蜂の飛ぶ様をカスタネットが良く表現していて、通常聴くギターだけ、オーケストラだけの演奏とは趣が異なる。

私は、ルセロ・テナのLPレコードやCDを集めていて、中古屋さんとかネットで見かけたら入手するようにしている。

http://www.geocities.jp/asd2251sxl2001sax2251/lucerotena.htm

また、上記のサイトでは、ユーチューブにアップロードされた映像もリンクして、音楽を楽しめるようになっている。

2013年、2014年には来日して、ゴールデンウィークに開催されたフォル・ジュルネジャポン では、高齢ながら、いささかの衰えも無いカスタネットの演奏を聴かせてくれたのが記憶に新しい。ルセロ・テナの「カスタネットの女王」の称号は、50年前にすでにそう呼ばれていたのであって、若い頃から凄かったのだ。


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