« グレーテスト・ヒッツ/リンダ・ロンシュタット(DCC Comact Classics CD&LP) | トップページ | デビューリサイタル/福原彰美 »

2016年8月16日 (火)

福原彰美 プレコンサート(1996年 サントリーホール ライヴ録音)

Swscan01159_2

このCDは、福原彰美が12歳の時の録音のCDで、サントリーホールでのライヴ。12歳だから小学6年生か中学1年生の時の演奏の記録だ。

福原彰美は、数年前にクリスティーヌ・ワレフスカというチェロ奏者のコンサートで伴奏ピアニストとして聴いたのが初めてだった。普通は伴奏者には興味は行かないものだが、彼女は違った。クリスティーヌ・ワレフスカのチェロは非常に個性的で、テンポは大きく変化するし、何しろ表現が自由闊達である。そんなだからクリスティーヌ・ワレフスカの伴奏は誰にでも出来るものではない。その演奏に柔軟について行き、しかも自己の主張もするようなピアノだった。

気になる演奏家のCDというのは、その演奏家の若い時や子供の時のものも気になってしまうものだ。そして、その後、プラッツ・レーベルから出ている福原彰美の2枚のピアノソロのCDを手に入れたのだが、最近になって中古で見つけたCDがこれである。

Swscan01160_2

バッハがバッハらしく、ショパンがショパンらしく音楽の内面性をかもし出しながら鳴っている。テクニック的には、とても上手い子供であれば、もっと上手な子は居るかも知れない。しかし、音楽の内面性の引き出し方は、大人のピアニストでもなかなか出来るものではない表現力を持っている。

このCDを聴いて、福原彰美というピアニストの本質というのは当時から備わっていたと思えた。もちろん、彼女はもう30歳代で充分に大人だし、表現力もテクニックも、格段に進歩しているだろうけれども。試しに、ピアノを少し弾く私の娘に黙ってこのCDを聴かせた後、12歳の子供が弾いていると言ったら、絶句していた。

福原彰美のピアノソロのCDは現状、10歳代に録音されたものしか知らない。手元にあるプラッツから出た2枚のCD(14歳と17歳の時のもの)も録音された順番に書いてみたいと思う。


にほんブログ村

|

« グレーテスト・ヒッツ/リンダ・ロンシュタット(DCC Comact Classics CD&LP) | トップページ | デビューリサイタル/福原彰美 »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« グレーテスト・ヒッツ/リンダ・ロンシュタット(DCC Comact Classics CD&LP) | トップページ | デビューリサイタル/福原彰美 »