« カインド・オブ・ブルー/マイルス・デイビス(ディアゴスティーニ180g重量盤LP) | トップページ | モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ集/グリュミオー、クリーン(高音質180g重量盤LP5枚組) »

2016年10月 7日 (金)

ドヴォルザーク チェロ協奏曲/タウアー、マーツァル、チェコフィル(高音質180g重量盤LP)

Swscan00028

Swscan00030

最近、LPレコードがブームで昔の名盤が復刻されるようになったが、こんな珍しい物も出た。私としてはとても嬉しく、奇跡だと思っている。

アニア・タウアーの独奏によるドヴォルザークのチェロ協奏曲のLPレコードは、1960年代終わり頃にドイツ本国では発売されたが、国内盤はLPでは発売されなかった。だから、知っている人は少ないだろう。CDは2006年になってからタワー・レコードがTOWER RECORDS VINTAGE COLLECTION Vol.3のシリーズの中で発売したのみで、レコード会社の正規盤では未発売である。ちなみに、まだタワー・レコードのCDは入手可能で値段は¥1000位と安価だ。

アニア・タウアーは1945年生まれで、女流チェリストとしてはEMIに録音を残したジャクリーヌ・デュ=プレやPhilipsに録音を残したクリスティーヌ・ワレフスカと同世代である。ドイチェ・グラモフォンから2枚のLPレコードが発売され(いずれも日本では未発売)、このジャケットの写真を見る限り、なかなかの美人だったようだ。だが、妻子持ちの医師と恋愛関係にあり、恋愛相手が自殺しそれを後追いするように自殺したので、1973年に28歳で亡くなっている。

この音源が不幸だったのは、ロストロポーヴィチ、カラヤン/ベルリン・フィルの名盤が同年に録音されており、その影に埋もれてしまったという事もあったかも知れない。今、この音源をタワー・レコードの復刻CDやこのLPレコードで聴くと、演奏も、録音も、とても良い事に驚くだろう。実直な表現で、テクニックもしっかりしていて上手く、情熱的でもある。マーツァル、チェコフィルの伴奏も堅実で良い。

このLPレコードは5千円を超えており高価だが、買って良かった。音質もプレスの質も大変良く、先日ご紹介したDeAGOSTINIの「カインド・オブ・ブルー」のようなプレスが原因によるノイズは出ない。


にほんブログ村

|

« カインド・オブ・ブルー/マイルス・デイビス(ディアゴスティーニ180g重量盤LP) | トップページ | モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ集/グリュミオー、クリーン(高音質180g重量盤LP5枚組) »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« カインド・オブ・ブルー/マイルス・デイビス(ディアゴスティーニ180g重量盤LP) | トップページ | モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ集/グリュミオー、クリーン(高音質180g重量盤LP5枚組) »