« ビョルリンクの「誰も寝てはならぬ」「マッティナータ」SP盤の盤起こしデジタル化 | トップページ | ポギーとベス マイルス デイビス(Esoteric SACD/CDハイブリッド盤) »

2017年1月20日 (金)

MILESTONES/マイルス・デイビス(EsotercSACD/CDハイブリッド盤)

Swscan00119

Esotericが、昨年12月に発売したMiles Davis Great5という5枚組のSACD/CDハイブリッド盤の中の1枚。1958年録音なのでステレオとモノラル盤が併売されたはずで、クラシックならば、間違いなくステレオ盤で復刻される。しかし、このリマスターはモノラルのマスターから行われている。音の広がりはないが、中域が充実しそれなりに厚みもあり、音がすっ飛んでくるような勢いの良さと、目の前で楽器が演奏されているような実在感がある。

オリジナル盤やそれに近い初期盤の愛好家は、ジャズならばモノラル盤を好む人が多く、実勢価格はモノラル盤の方が高価だ。この現象はクラシックと正反対。クラシックの場合、ステレオとモノラルが両方あるものの場合、モノラル盤は非常に安価だ。音に広がりやステージのどこに独奏者が立っているのかなどは、ステレオでないと分からない。しかし、ジャズのような音楽はそんな事は大事な事ではなく、エネルギー感や実在感の方が大事になる。そのような聴き方をする場合にはモノラルの方が良い。

さて、このアルバムはマイルスがモード奏法を積極的に取り入れているのと、キャノンボール・アダレイ(アルト・サックス)とジョン・コルトレーン(テナー・サックス)の二人のサックスの違いが楽しめるアルバムの1つでもある。

なかなか上手くリマスターされていてCD層を聴くだけでも充分に持ってる価値はあるものだと思う。


にほんブログ村

|

« ビョルリンクの「誰も寝てはならぬ」「マッティナータ」SP盤の盤起こしデジタル化 | トップページ | ポギーとベス マイルス デイビス(Esoteric SACD/CDハイブリッド盤) »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ビョルリンクの「誰も寝てはならぬ」「マッティナータ」SP盤の盤起こしデジタル化 | トップページ | ポギーとベス マイルス デイビス(Esoteric SACD/CDハイブリッド盤) »