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2017年2月17日 (金)

ベートーヴェン 交響曲第5番/フルトヴェングラー、ウィーンフィル(ワーナー180g重量盤LP)

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これは、今月発売された重量盤LPレコードで、1954年のウィーン・ムジークフェライン・ザールでの録音。旧EMIのフルトヴェングラーのベートーヴェン交響曲全集に収められたものと同一録音で、カッティングに使われたマスターは2010年にリマスターされ、SACDに使用されたものと同一。

SACDは持っていないが、手持ちの21枚組CDのフルトヴェングラー・ボックスのベートーヴェンもこれと同じマスターなので、この中のベートーヴェン 交響曲第5番と聴き比べたが、音のバランスやディティールはとても似ている。しかし、造形の深さや音が薄っぺらにならないところが、アナログレコードならではなので、自分としてはこのLPの方が音楽を聴いていて楽しい気分になる。SACDを聴ける環境に無いので、SACDとこのLPと比べて聴いてどうなのかは興味のある所であるが、まだ比較して聴いていない。また、1950年代の古いLPレコードの音質とは異なるので、持っていないので推測ではあるがオリジナル盤の音質とはだいぶ違うのではないかと思う。

フルトヴェングラーのベートーヴェン 交響曲第5番は、戦前のSP盤やライブ録音から全て含めると確か12種類位あったはず。その全部を聴いているわけではないけれど、この録音は、最晩年にレコード様にセッション録音されたもので、音質的には一番良いもの。しかも、比較的ゆっくりとしたテンポなのに遅い感じがなく、晩年の録音にありがちな集中力の不足みたいなものが一切無い。ライヴ録音の白熱した魅力とは異なる世界がここにはある。

私は、フルトヴェングラーの熱心な信奉者ではないけれど、フルトヴェングラーのベートーヴェンは好きな演奏が多い。交響曲第5番では、1947年5月25日のライヴ録音をLPで聴きたくて、AUDITEの14枚組LPセットも手に入れて持っている。こちらは国内盤仕様だと5万円の代物だったが、今回ワーナーから発売された1枚のLPは2500円位までで購入出来るので、LPレコードでフルトヴェングラーを聴きたいのであれば、買っても良いのではと思う。盤質はかなり良く、傷んだ初期盤を聴くよりはずっと音楽を楽しめるのでは?


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