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2017年2月10日 (金)

モーツァルト バスティアンとバスティエンヌ/ステップ、ミュンヘン室内o.、シュトライヒ他(独DG初期LP盤)

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モーツァルトが12歳の時に作曲したオペラ「バスティアンとバスティエンヌ」の西ドイツDeutsche Grammophon の初期盤を入手した。演奏時間が40分ちょっとで1枚のLPに収まる長さで、歌手が3人と小編成のオーケストラから成る、1幕ものの短いオペラだ。

クリストフ・ステップ(指揮) ミュンヘン室内管弦楽団

バスティエンヌ(羊飼い) ソプラノ:リタ・シュトライヒ

バスティアン(牧童) テノール:リヒャルト・ホルム

コラ(占い師) バス:トニ・ブランケンハイム

録音:1955年12月(モノラル) 

本LPレコード・ジャケット裏表記の発売年月は1958年6月なので完全初出盤ではないと思うが、録音から2年半しか経っていない初期のLPレコードであり、すでに60年近く経過しているもの。LPのジャケットは内側にリブレットが見開きで見れて絵本の様になっていて、LPレコードを収納する部分は糸で縫われている非常に凝ったものだ。LPレコードは分厚いフラット盤。

あらすじ:羊飼いのバスティエンヌは、恋人のバスティアンが冷たくなったので村の占い師コラに相談する。 コラの云うように彼女は芝居を打つが、二人の恋人は激しくケンカをするが、別れようとする直前に仲直りして終る。

尚、序曲がベートーヴェンの交響曲3番「エロイカ」の第一楽章の冒頭の旋律に酷似していて、このオペラからベートーヴェンが引用したものと思われる。

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これは、2003年頃発売された「ウィーンのナイチンゲール」というリタ・シュトライヒの歌唱を集めた8枚組のセットで、このCDの中に、初めてCD化された「バスティアンとバスティエンヌ」全曲が収められていた。現在、全曲はCDで単独では発売されておらず、CDではこのセットでないと聴くことが出来ない音源だと思う。このセットは輸入盤のみで発売されたので、国内盤ではこの音源はCDで発売されていない。間違っていたならどなたか情報を下さい。

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このLPの中のリタ・シュトライヒの歌唱があまりにも魅力的で、この音源だけのCDが発売されていない事もあり、デジタル化してCDプレーヤーで聴けるようにCD-Rに焼いてみた。29個のチャプターを付け、ジャケットを縮小コピーして印刷したものの裏には、以下のようなアリアや台詞がきちんと判るようにしたものを印刷して貼り付けて、市販のCDの様に途中のアリアを選択して聴けるようにしてみた。また、CD-RはLPのレーベルをそのまま印刷している。

 

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こんな手の込んだ事をやったのも、特に、終幕近くのバスティアンとバスティエンヌの二重唱などははっとさせられるような、12歳の子供が書いたとは信じられないくらい魅力的であるから。モーツァルトはやっぱり天才だった。

8枚組のCDセットの音質もかなり良いが、このオペラは歌声が充実し中域の厚いしなやかな初期盤LPの音質に近い自前のCD-Rで聴きたい。


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