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2017年2月 3日 (金)

レハール メリー・ウィドウ/シュトルツ、ウィーン国立歌劇場、ギューデン他

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メリー・ウィドウ/シュトルツ、ウィーン国立歌劇場、ギューデン他の、米国LONDON初版とおぼしき2枚組セットを入手した。モノラル盤に多いレコードのレーベル外周部に溝があるもので、ステレオ盤だと極初期にプレスされたものだと判る。¥2500だった。英国DECCAのSXL番号の初版なら、その10倍以上のプレミアム価格かも知れないが、米国LONDON盤なら、初版でもごく普通の値段で見つける事が出来る。プレスは同じ英国の工場で行われているのにもかかわらず、だ。

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これが添付のリブレットの表紙。30センチ四方なのでこれ自体も存在感がある。

調べてみると、現在、この全曲盤のCDは現行販売されておらず、抜粋盤のみのようである。レハールの「メリー・ウィドウ」は、ワルツ王ヨハン・シュトラウスの「こうもり」と並んで、世界中で最も有名なオペレッタである。モノラル~ステレオ初期の時代のものだとマタチッチやアッカーマンの指揮した、エリザベート・シュワルツコップがハンナ・グラヴァリ夫人を歌っているEMIのものが好きだが、この盤はキャストの全てが当時のウィーン国立歌劇場のメンバーで固められたもの。だから、アンサンブルや二重唱などにも当時のウィーン国立歌劇場らしいテイストが満載で、ウィーンのオペレッタを聴いているという気分にさせてくれるものだ。指揮のロベルト・シュトルツは、これまたオペレッタの専門家でかつ「ウィンナ・ワルツの伝統を保持する最後の 指揮者」と呼ばれた人である。なので、古き良き時代のウィーン的な感じの演奏でまとまっている。ギューデンのハンナ・グラヴァリ夫人もなかなか良い。名演だと思う。

音質は、初期DECCA/LONDONらしいFレンジは若干狭いが濃厚な音質である。拙宅では、SME 3012R+オルトフォンSPUで聴いている。60年近く前に製造されたものなので、多少ノイズは乗るが、鑑賞を邪魔するほどではなく、むしろこの当時のLPレコードの音質の良さに改めて気付かされる。逆に、新しめのLPレコードに適合するIKEDAや光悦では、なかなかその魅力がわからない。


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