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2017年3月 3日 (金)

2017年ニューイヤーコンサート/ドゥダメル、ウィーンフィル(LP3枚組)

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2017年元旦のニューイヤーコンサートのLPバージョンを買ってみた。ここ数年、毎年ニューイヤーコンサートはLPレコードでも発売される。ちなみに、CDだけでなく、映像ではDVDやBlurayでも同時発売されていてLPレコードは限定発売で、輸入盤のみである。

私がニューイヤーコンサートのディスクを買ったのは2013年のフランツ・ウェルザー=メストが登場した時以来である。グスターボ・ドゥダメルはニューイヤーコンサートの長い歴史の中で登場した一番若い指揮者であり、ラテン的でありアメリカ大陸的なリズム感と優れた統率力を持つ抜群の才能を持つ指揮者である。そのような彼が指揮したニューイヤーコンサートを聴いてみたいと思ったから。

収録曲は以下の通りで、3枚6面に分かれている。1面あたり約20分程度と詰め込み過ぎになってあらず、最内周部は使用されていないので、音質にもかなり配慮されている。180g重量盤である。また、★マークの付いたものは、歴史の長いニューイヤーコンサートで初登場の曲。

SIDE A

1.喜歌劇「ウィーンの女たち」より ネヒレディル行進曲★ (レハール)

2.スケーターズ・ワルツ作品183★ (ワルトトイフェル)

3.ポルカ「帝都はひとつ、ウィーンはひとつ」作品291 (ヨハン・シュトラウス2世)

4.ポルカ・シュネル「冬の楽しみ」作品121 (ヨハン・シュトラウス2世)

SIDE B

1.ワルツ「メフィストの地獄の叫び」作品101 (ヨハン・シュトラウス2世)

2.喜歌劇「ヴェネツィアの一夜」より ポルカ・シュネル「別に怖くはありませんわ」作品413 (ヨハン・シュトラウス2世)

3.喜歌劇「スペードの女王」序曲★ (スッペ)

 

SIDE C

1.喜歌劇「質屋の鑑定人」より ワルツ「いらっしゃい」作品518 (ツィーラー)

2.喜歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」より 月の出の合唱★ (ニコライ)

3.ペピタ・ポルカ作品138★ (ヨハン・シュトラウス2世)

 

SIDE D

1.ロトゥンデ館のカドリーユ作品360★ (ヨハン・シュトラウス2世)

2.ワルツ「奇抜」作品205★ (ヨハン・シュトラウス2世)

3.インディアン・ギャロップ作品111 (ヨハン・シュトラウス1世)

 

SIDE E

1.ポルカ・マズルカ「ナスヴァルトの女たち」作品267 (ヨーゼフ・シュトラウス)

2.ポルカ・シュネル「さあ踊ろう!」作品436★ (ヨハン・シュトラウス2世)

3.喜歌劇「インディゴと40人の盗賊」より ワルツ「千夜一夜物語」作品346 (ヨハン・シュトラウス2世)

 

SIDE F

1.ポルカ・シュネル「チク・タク・ポルカ」作品365 (ヨハン・シュトラウス2世)

2.ポルカ・シュネル「喜んで」 作品228(エドゥアルト・シュトラウス)

3.新年の挨拶

4.ワルツ「美しく青きドナウ」作品314(ヨハン・シュトラウス2世)

5.ラデツキー行進曲作品228(ヨハン・シュトラウス1世) 

一通り聴いてみて、後半の方が演奏にノリがあって良い。独特のリズム感と優れた統率力は、これらの演奏でもわかった。ただし、その個性を演奏に出しすぎないようにしているようで、個人的にはもっとドゥダメルらしさが出ればさらに良かったとも感じている。

ニューイヤーコンサートも、ウィリー・ボスコフスキーが毎年指揮していた頃とは趣向も変わりつつウィーンの伝統を守っているのだと思った。

音質は、ライヴ録音としてはかなり良いと思う。LPのプレスはまずまずだが若干ノイズが入る部分もあるので、昔の日本盤のような完璧なものではない。


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