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2017年3月10日 (金)

モーツァルト 交響曲35番(ハフナー)、36番(リンツ)/スウィトナー、シュターツカペレ・ドレスデン

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旧東ドイツETERNAから発売されていたLPレコードで、録音は1968年。このLPレコードのジャケット裏には製造年が表記されており、1975年とある。だからこの盤は録音後、7年位後に発売された再発盤である。

この音源は、東芝EMIから発売された廉価盤のセラフィムシリーズのLPレコード(確か緑色のジャケットだった)で聴いたのが最初だった。ハフナー交響曲は出だしから、特有の早いテンポのリズム感がある演奏に打ちのめされた。ドイツ的な彫りの深い引き締まった造形美と相まって、今でもこの曲の一流の演奏の1つであると思っている。対して36番(リンツ)は美しい演奏で、これまた名演である。

ただし、このセラフィムシリーズのLPレコードは音が悪かった。ハフナー交響曲、リンツ交響曲に加えて38番(プラハ)が入っていて詰め込みすぎだった事や、マスターの供給が東ドイツETERNAから直接行われたのではなく、EMIを経由しているためにコピーのコピーだったのだろう、同じ国内盤であってもエテルナレコードとして徳間音工から出た32番33番34番、39番40番、41番28番が組み合わされた同じスウィトナー、シュターツカペレ・ドレスデンの3枚の方がよっぽど音質が良かった。徳間音工のは音の良い東ドイツETERNAからのマスターを使って、詰め込み過ぎないで発売されていたから、今聴いてもかなり良好な音質だ。

だから、この旧東ドイツETERNAのLPレコードと同じ音源の廉価盤のセラフィムシリーズのLPレコードでは音質に相当な違いがあって、このLPレコードを聴いてしまったら、国内盤は聴けなくなってしまう。私が外盤至上主義になってしまった理由の一つが、このスウィトナーのハフナー、リンツの音質の違いである。


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