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2017年3月

2017年3月31日 (金)

ドニゼッティ ランメルモールのルチア/セラフィン、フィレンツェ5月祝祭o.他

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1953年の録音。マリア・カラス(S)、ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(T)、ティート・ゴッビ(Br)の3人が歌っている1950年代のイタリアオペラのEMI録音には、優れたものが多いが、これもその1つ。

このLPレコードは1950年代にプレスされた英国発売の初期盤だが、フラット盤ではないので初版ではないと思う。マリア・カラス、セラフィンのコンビはスカラ座で録音したステレオ盤もあるが、それはこちらですでに書いている。

http://musickp.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-7992.html

このフィレンツェ5月祝祭o.とのモノラル盤は、1953年から1957年頃のマリア・カラスの声が一番充実していた時に録音されたものである上に、ジュゼッペ・ディ・ステーファノやティート・ゴッビなどの他の配役の歌もステレオ盤でのタリアヴィーニやカップッチルリよりも勝っている。歌声の競演みたいな感じで聴きたい人はこちら一択である。

ステレオ盤よりも録音は古くて悪いのだが、初期盤のLPの音質は、Fレンジが狭いものの非常に鮮明で歌声を聴くのに何ら問題はない。


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2017年3月28日 (火)

イエロー・サブマリン/ビートルズ

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イエロー・サブマリンというビートルズのLPレコードについて、本当はビートルズのサウンド・プロデューサーだったジョージ・マーティンが亡くなった直後などのタイミングで、もっと前に書くべきだった。

このLPレコードは、SIDE1には普通にビートルズのメンバーが作曲し演奏し歌っているものが収められている。そちらについては多くのビートルズ好きなマニアに任せるとして、そうではなく今回は、ビートルズのメンバーの歌も演奏も無いSIDE2に収められているジョージ・マーティンが作曲・指揮をした映画の挿入曲として使われたオーケストラ曲について書いてみる。

このLPレコードを手に入れたのは18歳の頃。その当時はビートルズのメンバーの歌も演奏も無いSIDE2はおまけでしかなく、ほとんど聴くこともなくスルーだった。しかし、聴く音楽がクラシック音楽が大半になった頃から、ふとした時に聴いたこのイエロー・サブマリンのSIDE2は全く無視できないものになっていった。

SIDE2収録曲

1.ペパーランド(Pepperland)
 作曲・編曲:     Martin

2.シー・オブ・タイム(Sea Of Time)
 作曲・編曲:     Martin

3.シー・オブ・ホールズ(Sea Of Holes)
 作曲・編曲:     Martin

4.シー・オブ・モンスターズ(Sea Of Monsters)
 作曲・編曲:     Martin

5.マーチ・オブ・ミーニーズ(March Of The Meanies)
 作曲・編曲:     Martin

6.ペパーランド・レイド・ウエイスト(Pepperland laid waste)
 作曲・編曲:     Martin

単に映画のサウンド・トラックとしてではなく、曲自体が面白いし、オーケストレーションも様々な工夫がなされている。ペパーランド(Pepperland)ではピアノが効果的に使われ、シー・オブ・タイム(Sea Of Time)ではシタールがエキゾチックな効果を出している。シー・オブ・モンスターズ(Sea Of Monsters)では、バッハのG線上のアリアのフレーズが引用されたりする。マーチ・オブ・ミーニーズ(March Of The Meanies)では、さながら20世紀の現代音楽っぽい感じもある。ペパーランド・レイド・ウエイスト(Pepperland laid waste)では、イエローサブマリンのフレーズがオーボエで奏でられ、なかなか良い。全体的にはうきうき楽しい感じで近代のクラシック音楽のような感じがする。

音質的にもこの当時の普通のクラシック音楽のLPレコードに近いクオリティがあって、普通の電子楽器を使い何回もダビングして作られるポピュラー音楽とは違う。若い頃はビートルズを聴いたけれど、今はクラシック音楽を聴く方が圧倒的に多いような方、改めて一度、イエロー・サブマリンのSIDE2を聴いてみることをお薦めする。

エリナー・リグビーやザ・ロング・アンド・ワインディングロードが何故素晴らしいのか、その理由の一つがジョージ・マーティンのオーケストラ・アレンジの良さによるもので、この人の実力がイエロー・サブマリンのSIDE2で良く判る。


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2017年3月24日 (金)

スペインのバロック様式のカスタネット音楽集/ルセロ・テナ

Barroco

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ルセロ・テナの、その華麗なカスタネットを聴かせてくれるスペイン盤のLPレコードである。カスタネットの女王、ルセロ・テナのLPレコードやCDを集めているが、ネットオークションでこれを見つけて落札した。録音は1964年なので、ルセロ・テナが20歳代の若い時のもの。

ホセ・マリア・フランコ・ヒル指揮、マドリード・コンサート管弦楽団による伴奏で、スカルラッティ、カサノバス、カンターロス、フレシネ、ガレス、ソレールなどバロック時代にスペインで活躍した作曲家の主として鍵盤楽器作品をオーケストラ伴奏付きカスタネットに編曲して演奏されている。

(ウィキペディアで調べたら、ドメニコ・スカルラッティはイタリアのナポリで生まれたが、後にスペインへ行き25年間滞在しした。今もスカルラッティの子孫はスペインに居るそうだ。)

1964年の録音にしてはすこぶる音質は良く、カスタネットの打撃音がリアルでオーケストラのバランスも良い。

このLPレコードはCDでは発売されていないのじゃないか?個人的に思うのは、2013年、2014年に来日し、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで素晴らしいカスタネットを披露して大喝采を浴びたような人なのに、現状、昔のHISPA-VOXレーベルから出た音源がほとんどCDで入手出来ない。まとめてCDボックスで発売されないのだろうか?


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2017年3月21日 (火)

レハール メリー・ウィドウ(抜粋)/マッテス、グラウンケ響、ローテンベルガー、ゲッダ、ケート他

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ハンナ・グラヴァリ夫人:アンネリーゼ・ローテンベルガー(ソプラノ)
バランシエンヌ(ツェータ男爵夫人):エリカ・ケート(ソプラノ)
カミーユ・ド・ロジヨン:ロベルト・イロスファルヴィ(テノール)
ダニロ・ダニロビッチ伯爵:ニコライ・ゲッダ(テノール)

バイエルン放送合唱団 グラウンケ交響楽団  ウィリー・マッテス(指揮)

この録音は、1960年台後半で、全曲盤は無く最初から西ドイツ・エレクトローラが抜粋盤として録音、発売した。尚、このLPレコードは初出盤ではなく1970年代前半の西ドイツ・エレクトローラの再発盤。再発盤ではあるが、このLPレコードを聴く限り音質もかなり良く、古さはあまり感じない。オリジナル盤はジャケットのアンネリーゼ・ローテンベルガーの写真がもっと大きく、レーベルは赤い色だ。

抜粋であるが、これだけの良い歌手が集まっているので、その分、次から次へ出てくる歌の素晴らしさが濃厚に味わえる。前回ご紹介した、マタチッチ盤と比べても勝るとも劣らない。気になる部分は抜粋であるという事だけだ。

ハンナ・グラヴァリ夫人の声の質はローテンベルガーの方がシュワルツコップより美しさで勝る感じ。シュワルツコップは口ごもった感じがするが、より感情を込めて歌っていて、対してローテンベルガーは美しい声でオペレッタらしく楽しさ優雅さを醸し出している。ニコライ・ゲッダのダニロも良い。ニコライ・ゲッダはマタチッチ盤ではカミーユ・ド・ロジヨンを素晴らしい美声で歌っていたが、ダニロも歌える芸の幅の広い素晴らしい歌手である。エリカ・ケートのバランシエンヌは可愛い。この録音当時、エリカ・ケートは40歳位のはずだが、声は軽く若い。バランシエンヌを20歳代のように魅力的に歌っている。バックを盛り上げる合唱やオーケストラも良く、ウィリー・マッテスの指揮はオペレッタを魅力的に聴かせている。


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2017年3月17日 (金)

レハール メリー・ウィドウ/マタチッチ、フィルハーモニア管、シュワルツコップ他

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これは、ロブロフォン・マタチッチ指揮による1960年代初め頃に録音されたレハールの「メリー・ウィドウ」全曲盤。1970年代に発売された英国の再発盤である。もう50年以上前に録音された、「メリー・ウィドウ」の古典的名盤である。シュワルツコップのハンナ・グラヴァリ夫人は素晴らしいが、ダニロ・ダニロビッチ伯爵のエベルハルト・ヴェフィター、カミーユ・ド・ロジオンのニコライ・ゲッダを始め、キャストに全く穴が無く、非常に魅力的に歌われている。

この盤のオリジナルは、SAN101-2で、以下と同じデザインの金色のレーベルである。

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EMI(HMV)のSANの番号のものはオペラや声楽曲が多いが、特に初期のものは、少し音がぼやけて、EMIでもColumbiaのSAXレーベルやHMVのASDレーベルと比べて音質的に落ちるものが多いような気がする。ベーム指揮のモーツァルト「コシ・ファン・トゥッテ」の4枚7面SAN103-6を持っているが、1970年代前半発売のドイツエレクトローラの金切手レーベル3枚組の方が、拙宅では気持ちよく聴ける。

という事で、以前はSAN101-2は持っていたのだが、このASD2832-3のセットを残して処分してしまった。中古レコードの実勢価格としてはオリジナル盤のSAN101-2の方が圧倒的に高くオリジナル盤は初版ということでコレクター的には価値がある。しかし、気に入った良い音で聴けるものというと、必ずしもオリジナル盤が良いとは限らない。ASD2832-3は1970年代のプレスという事もあって音は細身になるが、ホールの臨場感や空気感はより開放的でオリジナルよりも広く感じる。オリジナル盤の音場は狭く、ホールが狭いような感じになる。ただし、声やオーケストラの音の厚みはオリジナル盤の方が感じるのだが、SAN101-2やSAN103-6は肝腎な音がぼやけている。SAN107のクリュイタンスの「フォーレのレクイエム」もそんな感じだった。

今時、CDやSACDではなくLPレコードでクラシック音楽を聴くとなると、装置だけでなく、LPレコードも吟味して集めないと、やっぱりCDやSACDの方が良いという事になると思う。それだけ、奥が深く泥沼だという気もするが、泥沼にどっぷり浸かるのが楽しいのだ。


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2017年3月14日 (火)

ベートーヴェン、ショパン ピアノ曲集/ザラフィアンツ(EsotericSACD/CDハイブリッド盤)

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3月10日に発売されたばかりのEsotericSACD/CDハイブリッド盤で、Esoteric創立30周年記念発売盤。2017年1月に録音されたもので、旧譜のりマスター再発とは違う。ショパンの2曲はパラ録りされた2種類のマイクロフォンの違いを聴き比べ出来る(SACD層のみ)。

私は、SACDプレーヤーを持っていないのでCD層を聴いているが、このディスクを聴くと、CDでも相当にハイクオリティな音質で、そこいらのSACDのディスクより音質が良い。ピアノの左手の音がしっかり出てぶ厚い上に、ホールの暗騒音や奏者の息遣いや椅子の軋む音なども聞こえて、非常にリアルである。また、残響音が適度にありそれが非常に自然で癖がない。このような体験は、小ホールでピアノの真ん前に陣取るような聴き方をしてもなかなか得られない。オーディオならではの世界がここにはある。

演奏もとても良い。ベートーヴェンは遅いテンポで集中力を切らさず、間のとり方が絶妙。力強さを感じさせるもので、ショパンはそれに加えて美しく弾かれている。

オーディオをやっているなら、ぜひ手に入れて聴いてみたいディスクだろうと思う。


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2017年3月10日 (金)

モーツァルト 交響曲35番(ハフナー)、36番(リンツ)/スウィトナー、シュターツカペレ・ドレスデン

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旧東ドイツETERNAから発売されていたLPレコードで、録音は1968年。このLPレコードのジャケット裏には製造年が表記されており、1975年とある。だからこの盤は録音後、7年位後に発売された再発盤である。

この音源は、東芝EMIから発売された廉価盤のセラフィムシリーズのLPレコード(確か緑色のジャケットだった)で聴いたのが最初だった。ハフナー交響曲は出だしから、特有の早いテンポのリズム感がある演奏に打ちのめされた。ドイツ的な彫りの深い引き締まった造形美と相まって、今でもこの曲の一流の演奏の1つであると思っている。対して36番(リンツ)は美しい演奏で、これまた名演である。

ただし、このセラフィムシリーズのLPレコードは音が悪かった。ハフナー交響曲、リンツ交響曲に加えて38番(プラハ)が入っていて詰め込みすぎだった事や、マスターの供給が東ドイツETERNAから直接行われたのではなく、EMIを経由しているためにコピーのコピーだったのだろう、同じ国内盤であってもエテルナレコードとして徳間音工から出た32番33番34番、39番40番、41番28番が組み合わされた同じスウィトナー、シュターツカペレ・ドレスデンの3枚の方がよっぽど音質が良かった。徳間音工のは音の良い東ドイツETERNAからのマスターを使って、詰め込み過ぎないで発売されていたから、今聴いてもかなり良好な音質だ。

だから、この旧東ドイツETERNAのLPレコードと同じ音源の廉価盤のセラフィムシリーズのLPレコードでは音質に相当な違いがあって、このLPレコードを聴いてしまったら、国内盤は聴けなくなってしまう。私が外盤至上主義になってしまった理由の一つが、このスウィトナーのハフナー、リンツの音質の違いである。


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2017年3月 7日 (火)

J・シュトラウス2世 ジプシー男爵/アラース、バイエルン国立歌劇場

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キャスト

ニコライ・ゲッダ  ヘルマン・プライ リタ・シュトライヒ グレース・バンブリー ヴォルフガング・アンハイサー クルト・ベーメ、他

バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団 フランツ・アラース(指揮)   録音:1968年

2017年のニューイヤーコンサートのLPレコードを聴いて、ワルツ王のオペレッタが聴きたくなって出してきたのがこれ。実に豪華なメンバーで、当時でもこのような豪華なキャストでの実演はなかなか実現できなかったのではないか?

「ジプシー男爵」は、同じワルツ王ヨハン・シュトラウスの作曲した「こうもり」よりも上演機会は少ないと思うが、音楽的には魅力たっぷりなもので「こうもり」に劣らないと思っている。あまり上演されない理由の一つはストーリーにある。オーストリア・ハンガリー帝国時代の設定で、当時のハンガリーやジプシーに対する蔑視などもあるのではないかと思っている。しかし、音楽は素晴らしいというのは間違い無いと思う。

ハインリッヒ・ホルライザー指揮/ウィーン国立歌劇場の録音のものも持っているが、こちらは濃厚なウィーン的な魅力があるもので、このフランツ・アラース盤は均整の整ったドイツ的な感じで甲乙つけがたい。ただ、ホルライザー盤の録音はもっと古く、明らかにこのアラース盤の方が音質は良い。

このLPレコードがどの程度音質が良いのか、という思い出がある。

20年以上前に、オーディオ店で、当時、キングレコードが発売していたスーパー・アナログ・ディスクという高音質LPレコードの試聴会があった。キングレコードのディレクター高和氏と、その時に使用したIKEDAのカートリッジの設計者の池田氏も来ていた。その試聴会が終わった後に、このLPレコードの第三幕の部分をかけてもらった事を覚えている。高和氏も池田氏も、このLPレコードの音の良さを絶賛していた。当時、自宅でIKEDAのカートリッジでかけてみて非常に鮮烈で良い音質で聴けたので、試聴会へ持ち込んだのだ。

音楽的にもオーディオ的にも優れたものはあまり無いが、その点、個人的にこのLPレコードは長年の宝物である。


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2017年3月 3日 (金)

2017年ニューイヤーコンサート/ドゥダメル、ウィーンフィル(LP3枚組)

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2017年元旦のニューイヤーコンサートのLPバージョンを買ってみた。ここ数年、毎年ニューイヤーコンサートはLPレコードでも発売される。ちなみに、CDだけでなく、映像ではDVDやBlurayでも同時発売されていてLPレコードは限定発売で、輸入盤のみである。

私がニューイヤーコンサートのディスクを買ったのは2013年のフランツ・ウェルザー=メストが登場した時以来である。グスターボ・ドゥダメルはニューイヤーコンサートの長い歴史の中で登場した一番若い指揮者であり、ラテン的でありアメリカ大陸的なリズム感と優れた統率力を持つ抜群の才能を持つ指揮者である。そのような彼が指揮したニューイヤーコンサートを聴いてみたいと思ったから。

収録曲は以下の通りで、3枚6面に分かれている。1面あたり約20分程度と詰め込み過ぎになってあらず、最内周部は使用されていないので、音質にもかなり配慮されている。180g重量盤である。また、★マークの付いたものは、歴史の長いニューイヤーコンサートで初登場の曲。

SIDE A

1.喜歌劇「ウィーンの女たち」より ネヒレディル行進曲★ (レハール)

2.スケーターズ・ワルツ作品183★ (ワルトトイフェル)

3.ポルカ「帝都はひとつ、ウィーンはひとつ」作品291 (ヨハン・シュトラウス2世)

4.ポルカ・シュネル「冬の楽しみ」作品121 (ヨハン・シュトラウス2世)

SIDE B

1.ワルツ「メフィストの地獄の叫び」作品101 (ヨハン・シュトラウス2世)

2.喜歌劇「ヴェネツィアの一夜」より ポルカ・シュネル「別に怖くはありませんわ」作品413 (ヨハン・シュトラウス2世)

3.喜歌劇「スペードの女王」序曲★ (スッペ)

 

SIDE C

1.喜歌劇「質屋の鑑定人」より ワルツ「いらっしゃい」作品518 (ツィーラー)

2.喜歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」より 月の出の合唱★ (ニコライ)

3.ペピタ・ポルカ作品138★ (ヨハン・シュトラウス2世)

 

SIDE D

1.ロトゥンデ館のカドリーユ作品360★ (ヨハン・シュトラウス2世)

2.ワルツ「奇抜」作品205★ (ヨハン・シュトラウス2世)

3.インディアン・ギャロップ作品111 (ヨハン・シュトラウス1世)

 

SIDE E

1.ポルカ・マズルカ「ナスヴァルトの女たち」作品267 (ヨーゼフ・シュトラウス)

2.ポルカ・シュネル「さあ踊ろう!」作品436★ (ヨハン・シュトラウス2世)

3.喜歌劇「インディゴと40人の盗賊」より ワルツ「千夜一夜物語」作品346 (ヨハン・シュトラウス2世)

 

SIDE F

1.ポルカ・シュネル「チク・タク・ポルカ」作品365 (ヨハン・シュトラウス2世)

2.ポルカ・シュネル「喜んで」 作品228(エドゥアルト・シュトラウス)

3.新年の挨拶

4.ワルツ「美しく青きドナウ」作品314(ヨハン・シュトラウス2世)

5.ラデツキー行進曲作品228(ヨハン・シュトラウス1世) 

一通り聴いてみて、後半の方が演奏にノリがあって良い。独特のリズム感と優れた統率力は、これらの演奏でもわかった。ただし、その個性を演奏に出しすぎないようにしているようで、個人的にはもっとドゥダメルらしさが出ればさらに良かったとも感じている。

ニューイヤーコンサートも、ウィリー・ボスコフスキーが毎年指揮していた頃とは趣向も変わりつつウィーンの伝統を守っているのだと思った。

音質は、ライヴ録音としてはかなり良いと思う。LPのプレスはまずまずだが若干ノイズが入る部分もあるので、昔の日本盤のような完璧なものではない。


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