« ヴェルディ オペラアリア集/ クレスパン、プレートル、パリ音楽院管弦楽団 | トップページ | 喜歌劇「陽気な農夫」、「小鳥売り」抜粋/ミハルスキ グラウンケ管 »

2017年5月23日 (火)

ベートーヴェン ピアノ協奏曲 3番、ピアノと管弦楽のためのロンド/リヒテル、ザンデルリンク、ウィーン交響楽団

Swscan00266

Swscan00268

スヴャトスラフ・リヒテルとクルト・ザンデルリンク/ウィーン交響楽団による1962年の録音のもの。このLPレコードのジャケット裏の表記は1964年5月なので完全オリジナル盤ではないけれど、オリジナル盤が発売された翌年に販売されたドイツプレスの初期盤である。

このレコードの演奏は、どちらの曲もリヒテルとザンデルリンクの全く異なる個性がぶつかりあった名演だと思う。ザンデルリンクの指揮によってドイツ的にスケール大きくどっしりと重厚なオーケストラの上に、リヒテルのロマンチックなピアノが好対照である。

ドイチェ・グラモフォンの1960年代の初期盤はごく一部を除き、英国DECCAの初期盤LPよりもかなり安い。その理由は良い音で鳴らすのが大変だから。IKEDAのカートリッジの設計者の池田勇氏によれば、1960年代のドイチェ・グラモフォンのレコードがきちんと良い音で鳴るようになれば、レコードプレーヤーの調整はほぼ完璧なので、もうやることはなく終わりなのだそうである。

私個人としては、ドイチェ・グラモフォンの1960年代の初期盤は決して悪い音質ではなく、むしろ積極的に良い音だと思うので、ドイチェ・グラモフォンのお気に入りの演奏家のLPレコードは割安感がある。このLPレコードも拙宅ではかなり良い音で聴けて、復刻のCDで聴くのがつまらなく感じるほど。

1960年代のドイチェ・グラモフォンのLPレコードのレーベルは外周部のチューリップの花輪のすぐ内側の文字がALLE HERSTELLER-UND~で始まるものが1965年位までで、それ以後はMade in Germany~という表記に変わりジャケットは艶のあるコーディングがされるようになり、SREREOロゴの背景が赤色ではなく黄色になる。このLPレコードのジャケットはコーティングがされる以前のもので艶がない。


にほんブログ村

|

« ヴェルディ オペラアリア集/ クレスパン、プレートル、パリ音楽院管弦楽団 | トップページ | 喜歌劇「陽気な農夫」、「小鳥売り」抜粋/ミハルスキ グラウンケ管 »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ヴェルディ オペラアリア集/ クレスパン、プレートル、パリ音楽院管弦楽団 | トップページ | 喜歌劇「陽気な農夫」、「小鳥売り」抜粋/ミハルスキ グラウンケ管 »