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2017年9月

2017年9月29日 (金)

ラバー・ソウル/ビートルズ(DeAGOSTINI 180gLP)

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先日発売された、DeAGOSTINIのビートルズ・アナログレコードの第3弾。早速買って聴いてみた。手持ちの国内盤LPよりも音は鮮明で良いのは「アビー・ロード」や「サージェントペパーズ」と同じ傾向である。東芝EMIの1970年代のLPレコードでビートルズはやっぱりアナログで聴かなきゃというのは、滑稽かも知れない。何しろ、全体に音がぼやけて鈍い感じだからだ。DeAGOSTINI盤はレーベルも英国のオリジナル盤に近い雰囲気もある。盤質を除いてDeAGOSTINI盤の方が良い。

盤質はあまり良くない。サーフェスノイズは状態の良い国内盤より多い。また、私の買った盤には音に出ないかなり薄くて広範囲にスレキズが最初から付いていた。音に出てしまうのなら問題だが、実害は無いので面倒な交換はしてもらわない。

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これが手持ちの国内盤LPレコードのアップルレーベル。

ジャケット写真がDeAGOSTINI盤の方が鮮明だが、驚いたのはジャケ裏の白黒写真だ。

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これがDeAGOSTINI盤のジャケ裏。メンバーの白黒写真がきちんと中間調も階調が出ていて綺麗なのだが、国内盤LPレコードでは、中間の階調が無く、写真が汚い。

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ラバー・ソウルは、ビートルズのアルバムの中で一番好きなアルバムである。40年近く前に新品で買った古い国内盤LPを聴いてみると、ノイズがあって聴きこんでいるのが判る。

1965年発売のラバー・ソウルは、もっと昔の1950年代終わりから1960年代始め頃のポピュラーやジャズのステレオ盤のように、右にリードヴォーカル、左にコーラスのようにマルチモノのようなステレオである。オーディオ的には、古くて音の良くない音源である。でも、音楽的には古くならない素晴らしいものだという事は間違いない。DeAGOSTINI盤を買って再認識した。


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2017年9月26日 (火)

Turn Up The Quiet/ダイアナ・クラール(180g 2LP)

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今年発売された、ダイアナ・クラールの最新作のLPレコード。デジタル・ダウンロード・コードが付属する。2枚組だが3面にカットされており2枚目の裏面には音溝が無い。(写真の右側のレコードを参照)

音楽的には、JAZZのスタンダードで、トミー・リピューマのプロデュース、アル・シュミットの録音で、バックのミュージシャンもいつものメンバーであり、昔のダイアナ・クラールに戻った感じのするアルバムである。ただし、50歳代となり声はより低く太くなった。前々作「GLAD RAG DALL」や前作「WALL FLOWER」のように、ジャズの本線から若干外れたのを軌道修正して元に戻ったので、これら2作よりも音楽的には好きである。

このLPレコードの音質は良いと思うが、プレスは良くない。サーフェスノイズが若干多いのである。EUでのプレスであるようだが、ドイツではないようだ。


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2017年9月22日 (金)

GLAD RAG DALL/ダイアナ・クラール(180g 2LP)

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ダイアナ・クラールの2012年のアルバムのLPバージョン。2枚組でダブルジャケット、レーベルは大昔のSPレコードのようなデザインである。

また、数あるダイアナ・クラールのアルバムのジャケット写真の中で一番色っぽいのがこのアルバムで、ダブルジャケットの内側の写真もご覧の通りである。

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さて、音楽的にはどうなのか?ジャズが生まれる前の時代のラグ、アメリカがルーツの1920年代から30年代の頃の古いブルース、カントリー、R&B、ロカビリーを歌っているのだが、プロデューサーがいつもとは異なる人だったり、バックのミュージシャンがいつものメンバーと違っていたり、アレンジの風味が異なっていたりで、かなり評価はばらつくと思う。私は、今までのジャズのスタンダードを歌っていたものの方が良いと思うので、このアルバムは実はあまり聴くことが少ない。

このLPレコードの音質と盤質についてだが、特に、ノイズの付き方が多い。EUで製造されているようだが、このLPはドイツでのプレスではない。再発されたドイツプレスの重量盤LPと比べると音質でも少し劣るように思うので、重量盤LPレコードのメリットは見いだせない。


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2017年9月19日 (火)

Quiet Nights/ダイアナ・クラール(180g 2LP)

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ダイアナ・クラールの2009年発売のアルバム。これは2016年に再発された2枚組のアナログLP。レーベル色が1枚目が白と2枚目が赤で、ちょっと洒落ている。

ボサノバを集めた比較的穏やかな曲のみで構成されている。ジャズっぽいけれど、ポップスであり、本格的なジャズばかり聴く人達には物足りない感じはあるだろうが、歌い方はいつものダイアナ・クラールである。

1面あたり15分程度と余裕のあるカッティングであるので、音質は良い。また、ドイツプレスである為か、盤質も良くノイズがほとんど無く安心して聴いていられる。

Diana Krall - Where Or When (SideA 1曲目)

Diana Krall - The Boy From Ipanema (SideB 1曲目)


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2017年9月15日 (金)

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド/ビートルズ(DeAGOSTINI 180gLP)

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DeAGOSTINIから先日発売になったばかりのサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドの重量盤LP。アビーロードよりも¥990ほど高い値段だったが、アビーロードの音質がかなり良かったので、悩んだ末、第2弾のサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドも購入してみた。

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これが、手持ちの国内盤。まずジャケットを見ると、国内盤では右端が切れて無い人形の首から上が、DeAGOSTINI盤のジャケットではオリジナルに忠実に写っているし、色が鮮やかで綺麗に印刷されている。また、レコードのレーベルがアップルではなく黒のPARLOPHONEになっていて、オリジナル盤に近い雰囲気がある。

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ジャケットはダブルジャケットで、右下にはPARLOPHONEとEMIのロゴがある。国内盤にはこれらのロゴは無い。また、ペパー軍曹の切り抜いて遊べる厚紙で出来たおまけもちゃんと付属している。

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これ以外にもポール・マッカートニーなどが書いた英語のパンフが含まれる。

さて、肝腎な盤質と音質だが、国内盤と比べてやはりDeAGOSTINI盤は音質が良い。全体的に国内盤よりもFレンジもダイナミックレンジも広く、楽器の音離れが良い。それでいて肉厚感は確保されている。国内盤は軟らかいが音がもやっとして、ベースや打楽器の音がべたつく感じがある。1曲目冒頭のコンサート会場のざわめきや拍手が国内盤よりDeAGOSTINI盤の方が臨場感がある。Side2の1曲目、ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユーではインドの民族楽器が使われているが、打楽器の革の張ったような音がよりリアル。Side2最後のア・デイ・イン・ザ・ライフの最後の余韻の部分では回転が不安定なレコードプレーヤーでは持続音が不安定になりきちんと再生が出来ないかも知れない。尚、オリジナル盤にあるインナーグルーヴの音は、DeAGOSTINI盤では無くただの普通の無音溝である。

貧弱なレコードプレーヤーで聴くとFレンジや音場が広がったためにヴォーカルが薄く引っ込んだように聴こえるかも知れない。優れたレコードプレーヤーで聴くとセンターに定位するヴォーカルは国内盤より口が小さくなりシャープで濃い。ただし、初期のアルバムのような左からボーカル、右からギターなどの様なマルチモノ的なミックスの曲もあって、何回もダビングして制作するアルバムとしては、録音機材が進歩したアビーロードほど音質は良くないし、国内盤とDeAGOSTINI盤の音質差もアビーロードほど大きくはない。元のマスターの音質がそれなりだと言うことなのだろう。

盤質は国内盤ほど良くはなく、私のDeAGOSTINI盤ではSide1の最後の曲であるビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイトで、若干周期的なサーフェスノイズが乗る。国内盤ではあり得ない事だ。しかし、音楽の鑑賞に差し支えない程度のものなので、交換してもらおうとは思わない。


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2017年9月12日 (火)

from this moment on/ダイアナ・クラール(180g 2LP)

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ダイアナ・クラールの2006年初出のアルバムの2016年再発LPレコード。ジャズのスタンダード曲集だが、半分以上の曲がビッグバンドをバックにしたもので、アレンジが異なり今までのアルバムとは毛色が異なるが、それでもいつもの様にダイアナ・クラールは歌っている。音質も良く安心して聴けるLPレコード。1面あたり15分前後と余裕を持ってカッティングされている。プレスも良くノイズは少ない。

ビッグバンドはクレイトン/ハミルトン・ジャズ・オーケストラで、このバンドをバックで歌ったものはアレンジはジョン・クレイトンが行っている。それが今までのアルバムとは趣の違いの理由だと思う。ダイアナ・クラールはピアノも弾いているが、ビッグバンドのバックの場合はほんのちょっとで、昔のアルバムのようにピアノをガンガン弾きながら歌うような感じとは違う。しかし、歌は上手く魅力的。


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2017年9月 8日 (金)

ライヴ・イン・パリ/ダイアナ・クラール(180g 2LP)

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ダイアナ・クラールの2001年のパリでのライヴ録音に、ビリー・ジョエルの曲のカヴァーである「素顔のままで」の2002年のスタジオ録音を加えた全12曲のアルバムである。これは2016年に再発された重量盤LPで、ノイズが無くしかもかなり高音質なものに仕上がっている。1面あたり3曲ずつで、15~20分程度とカッティングにも余裕がある。

ダイアナ・クラールの結婚前のアルバムの集大成のライヴであるが、ライヴである事が音楽をより活き活きとさせ、コンサート会場の雰囲気も良く、私的にはダイアナ・クラールの好きなアルバムを1枚だけ選べと言われれば、これになる。


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2017年9月 5日 (火)

The Girl In The Other Room/ダイアナ・クラール(180g 2LP)

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ダイアナ・クラールの2004年発売のアルバムの2016年再発LPレコード。プロデュースは今まで通りトミー・リピューマだが、このアルバムから夫となったエルヴィス・コステロの共作曲などが入り、それまでのアルバムとは若干音楽性が異なってきて、全体的に憂いを帯びた曲調のものが多く、それまでのイメージとは違うものになっている。

2枚4面に1面あたり3曲合計12曲が収録され、余裕を持ってカッティングされている事もあって、音質的にはかなり良くプレスの質もかなり良くて、輸入盤にしてはサーフェスノイズは少ない。ダイアナ・クラールならば、積極的にお薦め出来るレコードである。


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2017年9月 1日 (金)

ABBEY ROAD/Beatles (DeAGOSTINI 180gLP)

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これは、数日前に発売されたDeAGOSTINIの180g重量盤LPのアビーロード。手持ちには、1970年代終わり頃発売された東芝EMI Pro-USEシリーズのLPレコードがあるので、音質を比べてみた。

DeAGOSTINIの180g重量盤LPは、2009年にデジタル・リマスターされたマスターから造られていて、東芝EMI Pro-USEシリーズのは、当時英国EMIから日本に送られてきた78cm/secアナログマスターからハーフスピードカッティングされて造られた。当時の東芝EMIの通常盤よりも音質が良いので、今はこの盤のみ手元に残してあった。

高域のしなやかさで勝り、きつくない高域というのはPro-USEシリーズの方であるが、ドラムやベースなどの低域の解像度はDeAGOSTINIの180g重量盤LPの方が良い。全体的にDeAGOSTINIの180g重量盤LPの方が鮮度が高く高解像度だ。ギターの音は切れ込むしピアノの音も鮮明でそれらしい。SIDE2最後から2番目の曲のTHE ENDの出だしのドラムスの音は、明らかにDeAGOSTINIの180g重量盤LPの方が気持ちよく聴こえる。全体に渡って高域もDeAGOSTINIの180g重量盤LPの方が伸びているようで、聴く装置によっては、それによって若干音が固めキツめに聴こえるかも知れない。

ただし、購入してから40年近くになるPro-USEシリーズの方がサーフェスノイズが少ない。DeAGOSTINIの180g重量盤は、砂を噛んだようなプチプチ音が時々する。1970年代の日本盤のLPレコードでは考えられない事だ。VPIのバキュームクリーナーでクリーニングするとノイズは少なくなるが、それでもプチプチ音は残る。周期的な大きなノイズはしなかったので、ポップス、ロックを聴くのであれば気にならない程度のものだ。SIDE2の最後、THE ENDからHER MAJESTYが始まるまで20秒ほど無音の部分があるが、ここが完全な無音にならず若干ノイズが入るのが気になった。

これから全部で23タイトル順次発売されるのだが、購入するかどうか迷う。1970年代までに発売されたものに関しては全て東芝EMI盤のLPで持っているが、1980年代以降に発売されたものはCDでもLPでも持っていないので、そちらだけを買おうか、それとも全部買うのか迷っている。

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ジャケットを比べると何もないDeAGOSTINI 180gと比べて盤東芝EMI Pro-USE盤はPro-USEのロゴとレコード番号がある。ジャケット写真はDeAGOSTINI 180g盤の方が明らかに鮮明で、特に黒色に締まりがある。紙質は東芝EMI Pro-USE盤は厚いが、DeAGOSTINI 180g盤は紙質は薄いがコーティング印刷されているようで、より艶がある。

ジャケ裏の曲目の部分。

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DeAGOSTINI 180g盤は曲目が正しい順番になっているが、東芝EMI Pro-USE盤は赤い→の様に、SomethingとMaxwell's Silver Hammerが逆になっている。

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DeAGOSTINI 180gLPは、盤のサーフェスノイズがもっと少ないのであれば、昔の国内盤のLPよりも全てに渡って優れたLPレコードだと思う。初回¥1990というのはお買い得であるのは間違いない。


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