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2018年5月25日 (金)

ブラームス、チャイコフスキー、メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン・リサイタル /ミルシテイン<タワーレコード限定>SACD/CDハイブリッド盤

ブラームス、チャイコフスキー、メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン・リサイタルの入ったナタン・ミルシテインの2枚組のSACD/CDハイブリッド盤を入手した。

ナタン・ミルシテインは、1960年代まではEMIにレコーディングしていたが、1970年代に、ドイチェ・グラモフォンにブラームス、チャイコフスキー、メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲とバッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ全曲、自身の作曲したパガニーニアーナを含むヴァイオリン・リサイタルを録音した。

ブラームス ヴァイオリン協奏曲(オイゲン・ヨッフム指揮 ウィーンフィル)

Nathan_milstein_brahms_tchaikovsky_

ヨッフムの指揮によるものなのか非常に重厚なオーケストラをバックに、以前の同曲の録音よりもロマンチックに弾いている。カデンツァが自作なので、それを聴く目的でも持っていて良いと思う。

チャイコフスキー、メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲(クラウディオ・アバド指揮 ウィーンフィル)

Swscan00555

同じウィーンフィルだが、指揮がアバドだという事もあって、明晰でやや明るいオーケストラに乗せて、しなやかな円熟の演奏を聴かせている。チャイコフスキーはオリジナルの版とは異なる。これが、本SACD/CDハイブリッド盤のジャケットになっている。

ヴァイオリン・リサイタル(ピアノ伴奏 ジョルジュ・プルーデルマッハー *録音は1975年だが初出のLPが出たのは1986年)

Nathan_milstein_mendelssohn_violin_

ジェミニアーニ ソナタ(ミルシテイン編)

シューベルト 華麗なるロンド

ミルシテイン パガニーニアーナ

リスト コンソレーション(ミルシテイン編)

ストラヴィンスキー ロシアの歌(ストラヴィンスキー、ドゥシュキン編)

コダーイ 巷に雨の降るがごとく(ミルシテイン編)

ムソルグスキー ホパーク(ラフマニノフ編曲

この演奏は小品が多いが、編曲家や作曲家としてのミルシテインの一面が垣間見れる。今のクラシックのヴァイオリニストは純粋に演奏するだけの人がほとんどだが、昔のヴァイオリニストは、自分でカデンツァを作って演奏したり編曲して演奏していた人も居た。その最後の大家がミルシテインなのだと思う。パガニーニアーナは、現代のヴァイオリニストも演奏するスタンダードなので、本家がどのように演奏しているのかを知る上で、録音の良いこともありとても貴重なものだと思う。

いずれもオリジナル盤を持っているが、SACD/CDハイブリッド盤が出たので買ってみたのだが、CD層を聴いても、従来のオリジナルス・ビット・マッピングのCDよりもヴァイオリンの音がより本物らしく全体的によりクリアな音質になっていた。知人の所でSACD層も聴かせてもらったが、SACD層はさらに素晴らしくクリアで細かい部分が曖昧にならず、奏者の息遣いがよりリアルに聞こえるような感じで、1970年代のドイチェ・グラモフォンの録音は素晴らしいな、と改めて感じた。装丁が普通の2枚組のCDと同じものでコストがかかっていないのが残念だが、音質がとても良いので我慢しよう。

バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ(オリジナルは3枚組 後にバラ売りもされた)

Bach_milstein

これは、1~2年前にSACD/CDハイブリッド盤が発売されている。そのうちに書こうと思う。


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