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2018年9月14日 (金)

CALLING THE MUSE ミューズ召喚 テオルボのための古い曲と新しい曲 /ブルーノ・ヘルストロッファー(アナログLP)

4589538722920

Swscan00652

優秀録音が多いα[ALPHA]レーベルから、テオルボ独奏を中心としたアナログLPが出たので買ってみた。

SIDE A
1.カプスベルガー(1580-1651):TOCCATA NONA 第9トッカータ
2.ヘルシュトロッファー:PERIVOLI BLUE ペリヴォリの青色
3.ピッチニーニ(1566-1638):PARTITE SOPRA QUEST'ARIA FRANCESEDETTA l'ALEMANA 「ドイツ風」の名で知られるフランスの歌にもとづくパルティータ(変奏曲)
4.ピッチニーニ:CORRENTE VI SOPRA L'ALEMANA
「ドイツ風」(の歌)による第6コルレンテ
5.ヘルシュトロッファー/スタンドリー:COMME UN BEFFROI 鐘楼のように

SIDE B
1.ヘルシュトロッファー:THANKS TOUMANI ありがとうトゥマニ
2.サティ(1866-1925):グノシエンヌ 第1番
3.カプスベルガー:TOCCATA UNDICESIMA 第11トッカータ
4.ヘルシュトロッファー:VOS LUTHS 君たちのリュート
5.ヘルシュトロッファー:CLAN 氏族

【演奏】
ブルーノ・ヘルシュトロッファー(テオルボ…スイス、モーリス・オッティガー 2009年製)
ローズマリー・スタンドリー(歌)…SIDE A:5
ミシェル・ゴダール(セルパン)…SIDE A:5
エメク・エヴチ(コントラバス)…SIDE A:5

【録音】
2017年9月

ブルーノ・ヘルシュトロッファーは、まだ若いテオルボ奏者。テオルボは、16世紀ごろからバロック期にかけて使われたリュートのような弦楽器で、14弦を持つものが多い。この時代にはテオルボのために書かれた作品も多い。

カプスベルガー、ピッチニーニなど17~18世紀の作曲家や20世紀初めのサティの曲に、演奏家自身が作曲したオリジナル曲を織り交ぜたテオルボ独奏曲が中心で、SIDE Aの最後の曲のみ歌やセルバン、コントラバスが参加する。極めて古い曲から最新の曲まであるわけだが、全く違和感がない。

ヘルシュトロッファー自作自演の曲の中ではSIDE B 1曲目、THANKS TOUMANI ありがとうトゥマニ が秀逸だと思った。聴いている途中で、ルイ14世に仕えたロベール・ヴィゼが作曲したテオルボ曲集 ハ長調のシャコンヌにメロディーやその展開の仕方が似ていて、現代曲なのにバロックの時代の曲に似ているじゃないか、と思った。

総じて、音質が良く鮮明なテオルボの繊細で深みのある音と綺麗な残響や音場が出来るLPレコードであり、オーディオファンに強くお薦めする。プレスも輸入盤としてはまずまずであった。ただ、紙製の内袋にそのままLPレコードが突っ込んであるので、綺麗にクリーニングして、ポリエチレン製の内袋の中に入れた。二千五百円以下で買えるのでリースナブルだ。


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