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2018年11月20日 (火)

プッチーニ トゥーランドット/エレーデ、聖チェチーリア音楽院(3LP)

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配役
トゥーランドット:インゲ・ボルク
リュー:レナータ・テバルディ
カラフ:マリオ・デル・モナコ
ティムール:ニコラ・ザッカリア
ピン:フェルナンド・コレナ
パン:マリオ・カルリン
ポン:レナート・エルコラーニ
皇帝アルトウム:ガエターノ・ファネルリ
代官:エツィオ・ジョルダーノ

指揮:アルベルト・エレーデ
聖チェチーリア音楽院管弦楽団&合唱団

録音:1955年7月

このLPレコードは、米国発売のLONDONレーベルの1970年頃のプレスのもので、プレスは英国DECCA社で行われたもの。SIDE1の裏がSIDE6、SIDE2の裏がSIDE5、SIDE3の裏がSEDE4というオートチェンジャー・カットになっている。米国発売のLONDON盤の中古価格はリーズナブルなのだが、英国DECCAではSXL 2078/80という番号で発売されたが、中古価格はとても高いのでとても買えない。

1993年発売の輸入盤のCDでも持っていて、そちらもかなり音質は良いのだが、このLPレコードは音が分厚く濃い音色で、CDの音質を上回る。

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インゲ・ボルクのタイトルロールは、ビルギット・ニルソンと比べてしまうとやや一本調子な感じだが、現代にこれだけドラマティックにトゥーランドット姫を歌える歌手がどれだけ居るだろうか。

マリオ・デル・モナコのカラフは、ユッシ・ビョールリンクほどの知性的な感じではないけれど、オーケストラを突き抜けてラッパのように響く声は素晴らしく、全盛期のデル・モナコの最善の記録の1つだろう。

レナータ・テバルディのリューは、ラインスドルフ盤と比べてしまうが、こちらの方が声が若干若く感じられる。端役のピンがフェルナンド・コレナというのが凄い。

アルベルト・エレーデの指揮はイタリアオペラらしいテイストを感じるもので、細かく四角四面に演奏してしまいがちな現代の指揮者には無い魅力がある。オーケストラや合唱は若干荒さもあるが、全体を通してみると情熱的で素晴らしい演奏であり、今でも通用する一流の録音だと思う。

しかし、このような古いオペラ全曲盤は、ハイレゾやSACD化はなされないだろうと思う。それだけに、このような英国プレスのLPレコードは存在価値が高い。


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