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2019年2月

2019年2月26日 (火)

カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

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2018年12月に発売された、カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団をCDで買ってみた。このアルバムはCDだけでなく、ハイレゾやLPレコードでも発売されている。カーペンターズの様な音楽は気楽にBGM的に聴きたいと思い、それなら、手軽に聴けるCDかハイレゾの方が良いと考えた。馴染みのオーディオショップでハイレゾを聴かせてもらって、高価なハイレゾの良さがあまり感じられなかったのでCDで良いや、となった。LPレコードは聴くのに操作が面倒なのでまだ聴いていない。

曲目

オーヴァーチュア OVERTURE
イエスタデイ・ワンス・モア YESTERDAY ONCE MORE
ハーティング・イーチ・アザー HURTING EACH OTHER
青春の輝き I NEED TO BE IN LOVE
ふたりの誓い FOR ALL WE KNOW
タッチ・ミー TOUCH ME WHEN WE’RE DANCING
アイ・ビリーヴ・ユー I BELIEVE YOU
想い出にさよなら I JUST FALL IN LOVE AGAIN
メリー・クリスマス・ダーリン MERRY CHRISTMAS, DARLING
ベイビー・イッツ・ユー BABY IT’S YOU
遙かなる影 (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU
スーパースター SUPERSTAR
雨の日と月曜日は RAINY DAYS AND MONDAYS
マスカレード THIS MASQUERADE
涙の乗車券 TICKET TO RIDE
愛にさよならを GOODBYE TO LOVE
トップ・オブ・ザ・ワールド TOP OF THE WORLD
愛のプレリュード WE’VE ONLY JUST BEGUN

尚、国内盤は、プリーズ・ミスター・ポストマン PLEASE MR. POSTMANがボーナス・トラックで入っているが、私が買ったのは輸入盤なので含まれていない。

昔良く聴いた馴染みのある曲ばかりで、しかもアレンジの変更は最小限に留められ原曲のイメージどおりで違和感は無い。多くの曲でイントロの部分にオーケストラが加わっていて最初聴くと、えっ、となるが大きく違うのはほとんどがイントロの部分のみ。ただし個々の楽器も新しく録音し直されて差し替えられている部分もある。しかし、昔発売されていた時のイメージをあえて残そうとする意図が感じられる。

カレンの声は昔のまま。ただし、きちんとしたリマスターが功を奏して良い音質にリニューアルされている。しかしながら、ハイレゾで聴きたいと思うほど高音質ではない。ハイレゾをオーディオショップで聴いた時には、新しく録音したオーケストラの部分は非常に鮮明なのに、ベースやドラムスなどは昔の音質のままで、ベースの分解能はハイレゾで聴くには物足りない音質だと感じた。やはり、ハイレゾは、加工の少ない一発録りのクラシックやジャズなどが一番音質的優位を実感出来るように思う。

ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を指揮したのはリチャード・カーペンターで、アレンジそのものもミキシングもリチャード・カーペンターの意図が大きいのは言うまでもないと思う。ただ、昔の懐かしい歌を聴くだけでなく、新しい部分をほんの少し追加して、口当たりが変わったCDである。カーペンターズファンのみならず興味のある方には聴いてほしい。


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2019年2月22日 (金)

R・シュトラウス 「カプリッチョ」全曲/サヴァリッシュ、フィルハーモニア管(英Columbia初期盤LP3枚組)

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昨年末にカラヤン/フィルハーモニア管による「薔薇の騎士」全曲のハイレゾを購入した事がきっかけで、その1年後に録音されたサヴァリッシュ指揮フィルハーモニア管の「カプリッチョ」のCDについて書いた。

R・シュトラウス 「カプリッチョ」全曲/サヴァリッシュ、フィルハーモニア管(ナクソスCD) http://musickp.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/r-b860.html

DECCAやRCAはとっくにステレオ録音を開始していたのに、当時のEMIは先見の明が無かったのか、この録音はモノラルのみでしか残っていない。音楽は素晴らしく、また、サヴァリッシュとフィルハーモニア管による演奏も、シュワルツコップら歌手陣の歌も素晴らしいものだが、如何せん録音が古いモノラルで、ナクソスから発売されたCDではどうしても欲求不満があったので、どこかで英国盤のLPが格安で出たら拾おうと思っていた。

そしたら、ネットオークションにわずか¥1000で出ているのを見つけた。競合して競り上がっていくなら止めようと思っていたのだが、入札は私だけで、あっさりと落札できてしまった。送料が本体と同じくらいかかったが、それでもとても安かったので、とても喜んだ。もしかしたら、このセットがオリジナル盤かもしれない。英Columbia 33CX1600-02

そして、届いたLPレコードを聴いたら、60年前のLPレコードにしてはとても状態が良く、傷やノイズの少ない良盤であったのでニコニコ。さらに、その音質がまた良い。Fレンジは狭いけれど、声の実在感、質感がナクソスのCDとは大きく異なっていて、特にシュワルツコップの気品ある歌声に痺れてしまった。

中古レコードは、高いものが良いとは限らない。安く入手できたものがとても良いと余計にワクワクしてしまうし、「カプリッチョ」というR・シュトラウスが最後に作曲したオペラがもっと好きになってしまった。


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2019年2月19日 (火)

不滅のクリフォード・ブラウン(Pacific JAZZ アナログLP)をCD-R化してみた

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知人から、古いLPレコードを数枚、デジタル化してCD-Rに焼いてほしいと依頼があった。レコードプレーヤーはだいぶ前に故障して廃棄したが昔入手したLPレコードだけは今も大事に持っていたのだそうで、そのうちの1枚がこれ。1967年発売の東芝音工の赤盤LPレコード。

CD-Rに焼けば、普通のCDラジカセでもカーステレオでも聴けるようになるし、普段、お世話になっているから無料でやりますよ、と気軽に請け負った。

クリフォード・ブラウンは、「スタディ・イン・ブラウン」や「ヘレン・メリル・ウイズ・クリフォード・ブラウン」くらいしか持っていなくて、今回依頼されたLPレコードの中に、今まで聴いたことが無かったクリフォード・ブラウンのLPレコードが複数枚含まれていたので、とても興味を持って、初めて聴くLPレコードを楽しみながらデジタル化しCD-Rに焼いた。

ジャケットをスキャナーでスキャンし、12cm四方に印刷し、その裏側に以下のような曲目のデータを貼り付けて、本格的なCDもどきを制作した。CD-RにはLPレコードの1面のレーベルをそのまま印刷した。

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そうやって、出来上がったCD-Rと元のLPレコードを一緒に写真に撮ってみた。

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マックス・ローチらと共演した「スタディ・イン・ブラウン」は名盤だと思うが、このLPレコードもそれに劣らないと思う。イーストコースト出身のクリフォード・ブラウンと、共演したメンバーがウエストコーストの人たちであり、「スタディ・イン・ブラウン」とはかなりアレンジ等も異なるが、クリフォード・ブラウンならではのトランペットは健在で、1954年のモノラル録音ではあるが、音質もかなり良かった。

引き続き、知人の持ち込んだLPレコードを順次CD-R化していくことにする。CDからCD-Rを作るのとは異なり、デジタル化するのに実際にLPレコードをかけながらやっていくので、時間がかかる。でも、こういった良い演奏のLPレコードのデジタル化は全く苦にならないどころか、やっていて楽しい。


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2019年2月15日 (金)

プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第1・2番/ ミルシテイン(仏Columbia CCA1089 LPレコード)

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ナタン・ミルシテインのプロコフィエフの協奏曲集の1960年代のLPレコード。おそらくこれがフランス初出盤。

曲目

SIDE A 
プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲 第一番 
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
フィルハーモニア管弦楽団

SIDE B
プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲 第二番
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮 
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

ナタン・ミルシテインのプロコフィエフの協奏曲の録音は、第一番は、このLPレコードの音源以外にもゴルシュマン指揮セントルイス響(1954年モノラル録音)や1960年10月19日のライヴ録音のアンセルメ指揮スイス・ロマンド管とのものが残されている。第二番については、今回挙げたLPレコードでの録音しか知らない。

2曲ともに、洗練された美しさと際立った技巧が両立した素晴らしいものだと思う。LPレコードで聴くミルシテインのヴァイオリンは美しさに魅了されるが、CDだとそれがかなり減退してしまう。

昨年入手した、プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第1・2番、他/ バティアシュヴィリ、ネゼ=セガン、ヨーロッパ室内o.(96k/24bit Flac)
http://musickp.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/12-489a.html

は、現代の録音であるしハイレゾであり相当に音質も良く楽しめるので、これがきっかけで昔の大家のプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲の演奏を聴き直しているが、ミルシテインも美しさで負けていないしやはり20世紀の大ヴァイオリニストの一人なんだなと、納得させられる演奏であった。


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2019年2月12日 (火)

クイーン・グレイテスト・ヒッツ(DeAGOSTINI180g重量盤LP2枚組)

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DeAGOSTINIが発売して現在進行中のクイーン・LPレコード・コレクションから、「クイーン・グレイテスト・ヒッツ」を買ってみた。ちなみに、これ以外で買ったのは「オペラ座の夜」だけである。私的には、クイーンは、これら2組あるだけで良く、あとは有っても聴かないと思う。

音質、プレスはまずまず良いので、昔の国内盤のLPよりも音質は良いと思う。見開きのジャケットに厚紙で出来た内袋にそのまま裸でLPレコードが入っていたので、このままでは出し入れする時に傷が付きやすいので、LPレコードをポリエチレン製の薄い内袋に入れて保護している。気になったのは、それだけ。

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2枚組のレコードが¥4000弱というのは新品のLPレコードが普通に売られていた1980年代前半までとほぼ同じなので、高くはない。クイーンが気になるLPレコードが聴ける環境がある人にはおすすめしたい。


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2019年2月 8日 (金)

ヒラリー・ハーン プレイズ バッハ (88.2K/24bit flac)

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昨年、20年ぶりに録音されて全曲が完成したバッハ無伴奏ソナタとパルティータ。

彼女が17歳の時のデビュー盤が、バッハ 無伴奏ソナタとパルティータのパルティータ第2番、第3番、ソナタ第3番だった。それから約20年を経て、残りのソナタ第1番、第2番、パルティータ第1番が発売され、ようやく全曲録音が完成した。

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約20年前のSony Classicalから発売されたCDも、当時としては非常に良い録音で、17歳の少女が演奏しているのとは思えない充実したものだったが、今回のソナタ第1番、第2番、パルティータ第1番はより一層風格すら伺えるような、さらにスケールの大きさを感じさせるもので、ハイレゾである事もあってヴァイオリンの音色や空間へ飛び出す音楽の響きがより克明に記録されている。ハイレゾは、アコースティック楽器を自然に何も加工しないで録音したような音源で、通常のCDとの音質差がより際立つように思える。

個人的には、17歳の時に録音したパルティータ第2番、第3番、ソナタ第3番も再録音して欲しい。表現力、音の深みなどがやはりかなり異なり、ヒラリー・ハーンの演奏家、芸術家としての成熟度で17歳の時と現在では次元が異なると思うからだ。

新しいこの録音については、ハイレゾのみを購入し、CDやアナログLPは購入していない。昨年末、カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団というポップスのアルバムが同じように、ハイレゾ、CD、アナログLPで発売された。こちらはハイレゾを聴かせてもらったが、ハイレゾでのメリットはあまり感じられなかったので、通常CDを購入した。何でもハイレゾが良いわけでもないと思うし、何でもアナログLPが良いとも思わない。ハイレゾ、CD、アナログLP、いずれでも並行発売される音源を、ある音源はCDで、別のやつはハイレゾで、あるいはアナログLPで、それぞれ何で購入するか、音源や音楽的な違いで選び分ける事が出来るというとても良い時代になった。全てがそれなりにきちんと聴ける環境があり、異なるメディアを自在に選択出来るというのは、ある意味、とても贅沢だと思う。


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2019年2月 5日 (火)

Witches' Brew (魔女の秘薬)/ギブソン、ロンドン新交響楽団(180g重量盤LP)

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【曲目】
Side 1
アーノルド:"タモ・シャンター"序曲 Op.52
ムソルグスキー:組曲"展覧会の絵"~小人(ラヴェル編)
ムソルグスキー:交響詩"禿山の一夜"(リムスキー=コルサコフ編)

Side 2
サン=サーンス:交響詩"死の舞踏
フンパーディンク:歌劇"ヘンゼルとグレーテル"~魔女の騎行
リスト:メフィスト・ワルツ第1番

【演奏】
ロンドン新交響楽団
アレクサンダー・ギブソン(指揮)

【録音】
1957年12月、ロンドン キングズウェイ・ホール
レコーディング・プロデューサー:エリック・スミス
レコーディング・エンジニア:ケネス・ウィルキンソン、アラン・リーブ

1990年代半ば頃に発売された、今は無きClassic Recoadsという復刻盤専門のレーベルによる180g重量盤。今ではAnalogue Productionsから200gの33回転のLP、余裕を持ってカッティングした45回転のLPレコード(4枚組)というセットも発売されたが、私的には、20年以上前に入手したこのLPレコードで充分満足している。RCAの音源であるが、録音は英DECCAチームが行なった。エリック・スミスは、ハンス・シュミット=イッセルシュテットの息子さんで、DECCAの音楽プロデューサーを努めた後にPhilipsに移籍した。ケネス・ウィルキンソンは、JAZZの録音のルディ・ヴァン・ゲルダーに匹敵するくらい、クラシック音楽で今も音質的に評価が高いエンジニアである。

鮮明でワイドレンジなのに中域の厚みがあって、音色が良く、音場の出来方も自然である。残されたマスターテープの保存状態が良く、バーニー・グランドマンがマスタリングからカッティングまでやっていて、プレスはRTIのHQ-180で行われていた。

アレクサンダー・ギブソンの指揮は、ダイナミックであるが、しなやかさや美しさがあり、音質が良いこともあって官能的ですらある。


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2019年2月 1日 (金)

グノー バレエ音楽 ファウスト ビゼー カルメン組曲/ギブソン、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団(Analogue Productions 200g重量盤LP)

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Analogue Productionsから発売されている、これもすこぶる良い音質の復刻LPレコード。1959年のDECCAチームの録音で、エンジニアはケネス・ウィルキンソン。

曲目

グノー  バレエ組曲《ファウスト》より 
 ワルツ(アレグレット) 
 アンサンブル(アダージョ) 
 ヌビア人のダンス 
 クレオパトラのダンス 
 トロイの木馬のダンス 
 ヘレンのダンス 
 バッカス祭 
 マリオネット葬儀のマーチ 
           
ビゼー  オペラ《カルメン》より 
 前奏曲 
 ハバネラ 
 間奏曲
 アルカラの竜騎兵

アレクサンダー・ギブソン指揮
コヴェントガーデン・ロイヤル・オペラ管弦楽団

アレクサンダー・ギブソンはオペラを得意にしていただけあって、ファウスト、カルメンも上手くまとめている。イギリスの指揮者らしく羽目を外す事がなく、激しい音楽でも美しさとしなやかさを失わない上品さを感じさせるものだ。

このLPレコードもクラシック音楽が好きなオーディオマニアには音が良いことで知る人ぞ知るレコードである。ギブソンには、ロンドン新交響楽団と1957年に録音した、Witche's Brew(魔女の秘薬)というLPレコードもあり、こちらは、20年以上前に発売されたClassic Recoadsによる復刻盤で持っている。


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