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2019年3月12日 (火)

プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第二番他/ミルシテイン、バルサム(180g復刻重量盤)

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Analogphonicという復刻盤専門のレーベルから発売されているLPレコードで、1枚あたり¥5000位と高価である。

曲目
Side:A
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
Side:B
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番
ヴィターリ:シャコンヌ

演奏
ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン) アルトゥール・バルサム(ピアノ)
録音:1955年1月(モノラル)

この音源は知る人ぞ知る名盤で、状態の良いオリジナル盤はかなりのプレミアム価格であるので、良い復刻盤でこの程度の価格ならば、と思って入手したものだ。結論から言って、非常に良い復刻盤である。CDで聴くのとは違った良さがあり、高価な復刻盤ではあるが、それなりの価値はあるものと思う。

モノラル盤であるが、新し目の特殊楕円針のステレオカートリッジで聴いて全く違和感の無いバランスであり、鮮明な音質だ。オリジナル盤なら是非ともモノラル用のカートリッジで聴きたいが、復刻盤の場合はその必要がない。むしろ古い時代のレコード盤に合わせたプレーヤーやカートリッジよりも新しい機器で聴かれるのを前提に作られているLPレコードだと思う。プレスも良く、気になるノイズは無い。

ミルシテインは、プロコフィエフを得意にしていたし、一方でバロック期の作曲家の作品も得意にしていた。だから、プロコフィエフとヘンデル、ヴィターリが一緒に1枚のLPレコードに収まっていても全く違和感は無い。

バイオリンの貴公子と言われた気品のある節回しや音色はいずれの曲でも感じられ、緊張感を持ってプロコフィエフを聴いた後、盤をひっくり返して今度はゆったりリラックス気味にヘンデルとヴィターリを聴くのも良い。ヴィターリのシャコンヌは、今では19世紀に作られた偽作であることが判っているが、良い曲であることには変わり無い。幼少の頃からヴァイオリンを習っている方が小学生の高学年の頃になって課題とする場合があるような曲で、演奏の難易度はそれほどではないと思うが、ミルシテインが弾くと、やはり美しく、感銘を受ける演奏である。


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