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2019年3月15日 (金)

ブルックナー 交響曲第9番/ジュリーニ、ウィーンフィル(Esoteric SACD/CDハイブリッド盤)

Bruckner_symphony_no9

2019年3月10日発売のEsoteric SACD/CDハイブリッド盤のうちの1枚。1988年の初期デジタル録音であるが、最近のEsoteric は、ハイレゾで録音されていない初期のデジタル録音のものを入念にリマスターを施すことで、従来のCDより高音質になったものを発売するようになった。今回のカルロ・マリア・ジュリーニ指揮のブルックナー交響曲第9番でも、高音質化は如実に味わえる。

オリジナルのCDに比べて、見通しが良く透明感のある感じで、広く奥行き感のある音場、ウィーンフィルらしい弦楽器の美しさ、弱音部分の優しさが圧倒的に素晴らしいし、管楽器の輝くような吹き上がり感じがたまらない。オリジナルのCDはややノイズっぽくがさつに聴こえるほどである。この違いはSACD層のみならずCD層を聴いても強烈に感じるので、リマスターがかなり良好だというのがわかる。

このブルックナー第9番は、遅めのテンポで慈しむように演奏される。音質が良くなったために、全奏のフォルテシモから突然休止した時の残響の余韻、さらにはそこから始まる弱音の響きが非常にリアルで、音質が良くなれば、良い演奏はさらに良く聴こえるという見本のようなオーディオ的にも音楽的にも優れたディスクである。


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