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2019年4月 9日 (火)

モーツァルト 歌劇「ドンジョヴァンニ」/クレンペラー、ニュー・フィルハーモニア管(英国EMI アナログレコード4枚組)

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入手したばかりのSACD/CDハイブリッド盤と、このアナログレコードを聴き比べてみた。

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このレーベルは、1968年ごろの金切手レーベルといわれるものなので、オリジナルではなく第2版である。それでも録音から約2年ほどしか経っていないもの。オリジナルの方がもっと太くてぶ厚い音質であるが、この2版はオリジナルよりはワイドレンジになりつつも、細くて痩せたような音質ではなく、鮮明でなおかつ声の質感がとても良い。声のメリハリなどはSACD/CDハイブリッド盤よりも好ましい。このようなオペラ全曲盤でSACD/CDハイブリッド盤が良いのは、聴きたいアリアを一発で呼び出せるところ。アナログレコードはそれができないので、最初から通して聴くとか、一幕を全部聴いてしまうような時には良いが、特定のアリアだけを聴きたい時の利便性はCDやSACD/CDハイブリッド盤が圧倒的に良い。総合的にみてSACD/CDハイブリッド盤の音質もかなり良いので、このアナログレコードが音質的に圧倒的に有利というわけでもない。

 

では、SACD/CDハイブリッド盤とこのアナログレコードを両方持つ意味はあるのか、と言われると、資料的な部分モノとしての存在価値で、やはり差があると思う。
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これら2枚の写真は、アナログレコードのリブレットだけに有って、SACD/CDハイブリッド盤には無い。SACD/CDハイブリッド盤のリブレットは、対訳が付いていたりクレンペラーの年表が付いていたりするが、アナログレコードには録音の時の写真がついていたりして、録音のときの様子が想像できたりする。アナログレコードのリブレットを見ながらアナログレコードを聴くと、その時代にまで遡れるような気がするが、SACD/CDハイブリッド盤だとあくまで、現代で昔の録音を聴いているというような感覚でしかない。


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