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2019年8月 9日 (金)

ベートーヴェン チェロ・ソナタ 5番、ヘンデルの主題による変奏曲 他/フルニエ、グルダ(初期盤LP)

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この盤を最近、入手した。

ベートーヴェン/チェロソナタ第5番
ヘンデル「ユダ・マカベア」の主題による12の変奏曲 ト長調
モーツァルト「魔笛」の主題による12の変奏曲 ヘ長調

ピエール・フルニエ(チェロ)
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
録音:1959年

1960年1月の最初期盤は、ジャケットのSTEREO文字が細字でSTEREOのステッカーが貼ってある。レコード盤はフラット盤である。フラット盤というのは、今のグルーヴ・ガード盤と呼ばれるレーベル面とエッジの部分が厚くなっていて音溝を守るように作られておらず、レーベル面、音溝、エッジが真っ平らになっている盤で、ドイツプレスのドイチェ・グラモフォン盤では1962年頃まで作られ、その後グルーヴ・ガード盤に移行した。

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ジャケット裏の右隅1/60という表記から1960年1月のものとわかる。

フラット盤の音溝はグルーヴガード盤よりも構造上擦れ傷が出来やすく、この盤にもB面に擦れ傷があるが、幸いにしてノイズを出すほど深くはなかった。

フルニエとグルダのベートーヴェン チェロ・ソナタ集は、当時、3枚に分売された。1番、2番(138081 SLPM)、3番、4番、魔笛の主題による変奏曲(138082 SLPM)、そしてこの138083 SLPMと、3枚ともフラット盤の初期盤でようやく揃った。ただし、バラバラに入手したこともあり、138081 SLPM、138083 SLPMは1960年1月の最初期であるが、138082 SLPMだけは1960年3月のジャケットで、STEREO文字は細字ではない。

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クラシック初期盤LP専門店では、ジャケットがもっと後に作られたものも堂々とオリジナル盤として販売しているところがあるけれど、この3枚のうち、真ん中の1960年3月のジャケットのものは、私に言わせれば、初期盤ではあるがオリジナル盤ではない。なお、肝心な盤の状態は、今回入手した138083 SLPMだけには音に出ない若干の擦れ傷があるが、ほかの2枚は全く傷なしの美盤である。しかし、3枚ともに新品のLPレコードのように全くのノイズなしとはいかず、製造されて60年近く経つ歳月を感じさせる。

CDとも比較して聴いてみたが、ノイズの有無を別にすれば、初期盤のLPのほうが音質は良く、CDの方は若干古臭く聴こえる。マスターの劣化が原因であろう。9月には、この3枚セットの復刻重量盤が発売になる。予約したので、復刻重量盤がどのような出来なのかも今から気になるところではある。


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