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2019年9月10日 (火)

モーツァルト ヴァイオリン協奏曲 第3番、第4番/フランチェスカッティ、ワルター、コロムビア交響楽団

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ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)、ブルーノ・ワルター(指揮)、コロムビア交響楽団による1958年録音の演奏である。こちらのLPレコードは、米国盤で目のようなマークが左右にある俗に言う2つ目レーベルで第2版、1960年代半ば頃のプレスである。初版であれば中古価格が高く価値があるが、これはごく普通の値段でプレミアムが付かない。

フランチェスカッティのヴァイオリンやコロムビア交響楽団のヴァイオリンに関しては、以下のニュー・リミックス・マスターの日本盤よりも美しく、ジャック・ティボーとアルテュール・グリュミオーとの間の世代のフランコ・ベルギー派らしいヴァイオリンの美音がより楽しめる。しかし、特に超低域はカットしているようで、オーケストラの響きが小ぢんまりとしている。

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1980年代になって日本で発売されたニュー・リミックス・マスター盤は、米国コロムビア・レコードに残されたオリジナル・4チャンネル・テープを録音当時のプロデューサーであるジョン・マックルーアが新たに2チャンネルにリミックスし直した新しいマスターをデジタルコピーし日本に送られてきたものからプレスされ、それ以前の日本発売の同一音源よりも鮮度が増してより良い音質で蘇ったもの。こちらは、低域がたっぷりとしていて小ぢんまりとした感じは希薄で、Fレンジが広くなっている。しかしながら、初期デジタルっぽいザラッとした高域の質感が微妙にヴァイオリンの音を荒くしてしまっていて、ヴァイオリンの美音を楽しむのには若干不満が残る。


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