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2019年9月20日 (金)

プッチーニ 蝶々夫人/ファブリティス、ローマ歌劇場、ダルモンテ、ジーリ他(ALP1659/60)

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配役
トティ・ダル・モンテ(ソプラノ)
ベニャミーノ・ジーリ(テノール)
ヴィットリア・パロンビーニ(アルト)
マリオ・バシオラ(バリトン)
アデリオ・ザゴナーラ(テノール)
ジーノ・コンティ(バス)
エルネスト・ドミニーチ(バス・バリトン)

ローマ歌劇場合唱団 ローマ歌劇場管弦楽団 オリヴィエロ・デ・ファブリティス(指揮)
録音:1939年

これも戦前のSP時代の復刻LPレコードである。ファブリティスの「トスカ」は、英HMVが最初にLPレコードを発売した1950年代初めにすぐに復刻され発売されたが、この盤はステレオ初期の時代になってようやく復刻されLPレコードになって発売された。通常は3枚組で発売される「蝶々夫人」であるが、このセットは2枚にまとめられていて片面あたりの収録時間がやや長い事もあってか、「トスカ」ほど音質は良くない。それでも、復刻CDを聴くよりはずっと鮮明な音質である。

タイトルロールの蝶々さんを歌うトティ・ダル・モンテが可憐で可愛らしい歌声で素晴らしい。この人はもともと、アメリータ・ガリ・クリチの後に出現した大コロラチューラ・ソプラノであるが、蝶々さんというリリコな役を歌ってもとても素晴らしいのがわかる。しかも、彼女が引退したのは1944年であるから、オペラ歌手のキャリアの終わりに近い年齢で歌われたものとしては、声が若々しくて驚く。役柄上、15歳の蝶々さんとして全く申し分ないのである。さらに、ピンカートン役のベニャミーノ・ジーリが素晴らしい。この二人の録音の「蝶々夫人」としてこの録音は長く後世まで残したいと思う。

このLPレコードのジャケットの絵柄はとても良いと思う。トティ・ダル・モンテの歌のイメージにぴったりである。


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