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2019年11月29日 (金)

ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」ワルター、コロムビア管弦楽団(7SACD+2CD ベートーヴェン:交響曲全集から)

Bruno-walter-beethoven-symphony-no6

2019年11月に発売になったベートーヴェン:交響曲全集 ヴァイオリン協奏曲 [7SACD Hybrid+2CD]<完全生産限定盤>から、届いて真っ先に聴いたのが、この田園交響曲だ。

LP時代から超名演奏として親しんできた。手元にはLPが2種、CDがボックスセットと単売されたBlu-spec CD2盤がある。LPだとAnalogue Productionsから出た200g重量盤の音質が圧倒的に素晴らしく、廉価なボックスセットの輸入CDとは全く比較にならないし、弦のにぎやかさが減退したBlu-spec CD2盤も満足できる音質ではない。Analogue Productions盤についてはこちらに書いている。

ベートーヴェン 交響曲第六番「田園」/ワルター、コロムビア交響楽団(Analogue Productions200gLP)
http://musickp.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/analogue-produc.html

今回出たSACDのセットは、新たにオリジナルアナログマスターから新しくリマスターされたもの。明らかに音の鮮度や解像度は向上しており、特にローエンドの厚みと伸びが素晴らしく、コントラバスの音色や低音の残響の質が手に取るようにわかる。また、Blu-spec CD2盤だと、弦楽器セクションの音が分離せず団子のように固まった感じだったのがほぐされて、各パートの音の重なりがとても良くわかる。念のためCD層も聴いてみたが、CD層はここまで音は良くない。木管楽器の質感がとても向上している。

ただし、1958年の古い録音だということもあって、マスターの劣化も聴いて取れる。ヒスノイズは多いが、あえて除去せずに残っているし、劣化した高域を伸ばしたためなのか、若干音に固さが感じられる。Analogue ProductionsのLPレコードだと、この固さがなく各楽器の質感がもっと良く聴こえるし、古い録音という感じがしないほど劣化した部分が目立たない。ゆえに、Analogue ProductionsのLPレコードにはかなわないが、手持ちのデジタルメディアの中では今回のSACDが一番高音質であると感じた。ワルターのステレオ録音のSACD化シリーズは全部手に入れよう。


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