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2019年12月10日 (火)

メンデルスゾーン、ブルッフ ヴァイオリン協奏曲/ミルシテイン、スタインバーグ、ピッツバーグ交響楽団

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このような中古レコードを手に入れた。録音は1953年ごろなので65年以上前のもの。Capitolレコードはアメリカのレーベルだが、1950年代に英EMIの傘下となりEMIの米国支社のような役割をしていた。このレコードは英国で発売されたもの。ジャケットは上下折返しのペラジャケで、ALPや33CX番号のEMIのモノラル盤と同等のプレスである。CTL7059 中古レコード屋さんによっては、本盤を優秀録音盤として紹介しているところもある。実際、この盤の音質はとても良く、復刻CDと比べると天と地ほどの違いがある。

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こちらは、すでに手持ちに有った米国盤。ジャケットは厚いボール紙 P8243

本来ならばこちらがオリジナル盤に近いと言えるだろうが、気品があってしなやかな音質なのは英国盤の方で、断然英国盤の方を気に入った。なので、こちらの米国盤は手放そうと思う。米国盤も鮮明でメリハリがあるが何となくドライで英国盤よりも派手目な音質である。バイオリンの貴公子と呼ばれた品性の良い音色や気品は英国盤からのほうが聴き取りやすい。

メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、スタジオ録音のものだけでも、ワルター、ニューヨーク・フィル(1945年MONO)、スタインバーグ ピッツバーグ響(1953年MONO)、バージン、フィルハーモニア管(1959年STEREO)、アバド、ウィーンフィル(1972年)がある。録音の良さと円熟した芸風で1972年のものが普通にCDで聴くなら一番良い。しかし、他の録音も捨てがたい良さがあるが、普通にCDで聴いた時には、聴き手にその良さが伝わるかというと疑問が残る。古い録音のものほど、LPレコードとCDとの音質差が出やすい。改めて英国盤を聴いてみて、壮年期のミルシテインによりこの録音の凄さ、良さが判ったような気がする。

ユーチューブにもこのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲があった。

しかしながら、LPレコードほど音は良くないしそれほど素晴らしい感銘も受けない。

ブルッフ ヴァイオリン協奏曲第1番に関しては、バルビローリ/ニューヨークpo(1942年MONO)、スタインバーグ ピッツバーグ響(1953年MONO)、バージン、フィルハーモニア管(1959年STEREO)がスタジオ録音で残されている。1960年代以降にスタジオ録音が無いため、この盤の録音はより貴重で、オーケストラが徹底的にサポートに回り、独奏ヴァイオリンがクローズアップされるような録音がなされていて、ミルシテインの芸術がよりわかるようなLPレコードである。


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