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2020年2月18日 (火)

ワーグナー ジークフリート/ショルティ、ウィーンフィル(EsotericSACD/CDハイブリッド盤)

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「ジークフリート」も、「ワルキューレ」同様に2枚のディスクを2セットにしたものに入っている。実際の歌劇場の上演以上に効果的な音響効果があり、砕かれたノートゥングを鍛え直す場面や、洞穴の奥から聞こえてくる大蛇ファフナーの声などは、この録音ならではである。

LPレコードでも通常CDでも聴こえるが、第2幕第2場あたりの大蛇ファフナーをジークフリートが殺す場面の少し前に、かなり長い時間、左スピーカーから持続的なノイズが混じる。マスターに記録されてしまっているノイズだと思うが、このEsoteric盤は、このノイズを目立たないように処理するような事はやっていない。ノイズを消そうとすれば、大事な楽音も削れてしまうからだ。ショルティの「ニーベルングの指輪」は、現代でも通用する優秀録音だが、ここの部分のノイズだけは古い録音だから仕方がないのかも知れない。

殺した大蛇ファフナーの返り血をなめたジークフリートが小鳥の言葉がわかるようになるが、小鳥役がこのオペラで初めて出てくる女声である。サザーランドの高い声が何とも言えない効果を出している。

ジークフリートが炎をくぐり、岩山で眠らされているブリュンヒルデを目覚めさせてから終幕までは、ブリュンヒルデ役のビルギット・ニルソンの歌が凄まじい。LPレコードで聴くよりもワイドレンジなので、劇的効果はこのSACDの方が勝る。ただし、声の質感はLPレコードの方が良いように感じられる。


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