ロッシーニ序曲集 /シャイー、ロイヤル・フィル(EsotericSACD/CDハイブリッド盤)
ロッシーニ:序曲集(9曲)
『セヴィリアの理髪師』序曲
『ブルスキーノ氏』序曲
『ランスへの旅』序曲
『絹のはしご』序曲
『泥棒かささぎ』序曲
『イタリアのトルコ人』序曲
『アルジェのイタリア女』序曲
『セミラーミデ』序曲
『ウィリアム・テル』序曲
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
リッカルド・シャイー(指揮)
録音:1981年、1984年
2020年3月に発売されたEsotericSACD/CDハイブリッド盤の1枚。新型コロナの影響でオーディオ店に行くことが出来ず、入手が遅れたが今回発売の3点はいずれも入手した。
もともとこのアルバムはLPレコード2枚からの抜粋で14曲入っている2枚組の通常盤を引用しており録音年の表示が間違っている。
このEsoteric盤は1枚に収めるために以下の5曲が削られている。ブックレットを制作するとき、担当者はもっと注意して欲しい。
『トルヴァルドとドルリスカ』序曲
『結婚手形』序曲
『オテロ』序曲
『セミラーミデ』序曲
『コリントの包囲』序曲
『タンクレディ』序曲
音質は、初期のデジタル録音らしからぬアナログ的でしなやかであり、デジタル的なザラつき感は皆無である。初期のCDよりもワイドレンジであり音質的不満は少ない。初期CDは特に低域側のレンジが狭く感じる。
シャイー、ロイヤル・フィルは快活で明るいロッシーニの序曲を魅力的に演奏しておりEsotericがSACD/CDハイブリッド盤で復刻した意義はあると思う。
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