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2020年4月

2020年4月28日 (火)

リタ・シュトライヒ・ワルツと歌曲を歌う(10インチモノラルLPレコード)

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オーストリアの村つばめ (ヨーゼフ・シュトラウス)
夜鴬 (アリャビエフ)
カディスの娘 (ドリーブ)

SIDE B
夏の名残りのばら (フロトウ)
ヴィラネル(デラクア)
ジーヴェリングの郊外で (J・シュトラウス2世)
くちづけ (アルディーティ)

録音:1955年(モノラル)

ドイツ・オーストリア系のコロラチューラソプラノとして全盛期の録音であり、ハイトーンが素晴らしい。その美しさは彼女ならでは。録音されて60年以上経つが、全く色褪せないどころか益々光り輝いているように感じる。

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CDと12インチ(30cm)LPレコードと一緒に写真を撮ってみた。2枚のLPレコードの収録曲は、全て1枚のCDの中に収録されている。LPレコードでも集めて、レコードで聴きたい。


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2020年4月24日 (金)

不滅のオペレッタ・メロディー/シュトライヒ、コーンヤ

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Polydor P‎ 237 062 SLPHM 1961年3月に発売されたフラット盤のLPレコード
SIDE A
1.Dein Ist Mein Ganzes Herz, Lied Aus Der Operette "Das Land Des Lächelns" Franz Lehár
Sándor Kónya

2.Immer Nur Lächeln, Lied Aus Der Operette "Das Land Des Lächelns" Franz Lehár
Sándor Kónya

3.Ballsirenen, Walzer Aus Der Operette "Die Lustige Witwe" Franz Lehár
Conductor: Franz Marszalek Orchestra:Continental-Ball-Orchester

4.Mein Herr Marquis, Lied Aus Der Operette "Die Fledermaus" Johann Strauss Jr.
Rita Streich

5.Zwei Märchenaugen, Lied Aus Der Operette "Die Zirkusprinzessin" Emmerich Kálmán
Sándor Kónya

6.Hab' Ich Nur Deine Liebe, Lied Aus Der Operette "Bocaccio" Franz von Suppé
Rita Streich

SIDE B
1.Wolgalied Aus Der Operette "Der Zarewitsch" Franz Lehár
Sándor Kónya

2.1001 Nacht, Zwischenaktmusik Johann Strauss Jr.
Orchestra – Hans Carste & The Berlin Promenade Orchestra

3.O Mädchen, Mein Mädchen, Wie Lieb' Ich Dich, Lied Aus Der Operette "Friederike" Franz Lehár
Sándor Kónya

4.Spiel' Ich Die Unschuld Vom Lande, Lied Aus Der Operette "Die Fledermaus" Johann Strauss Jr.
Rita Streich

5.Leise Erklingen Glocken Vom Campanile, Lied Aus Der Operette "Balkanliebe" Rudolf Kattnigg
Sándor Kónya

6.Ich Bin Nur Ein Armer Wandergesell', Lied Aus Der Operette "Der Vetter Aus Dingsda" Eduard Künneke
Sándor Kónya

A面3曲目とB面2曲目はオーケストラのみで、残りの10曲のうち7曲をシャンドール・コーンヤ(テノール)、3曲をリタ・シュトライヒ(ソプラノ)が歌っている。リタ・シュトライヒの曲は「ワルツ&アリア集 / リタ・シュトライヒ」というドイチェグラモフォンレーベルのCDにも収められているが、シャンドール・コーンヤの歌はCDでは出ているのかわからない。このレコードでは、リタ・シュトライヒよりもシャンドール・コーンヤの歌の方が音質も良くて素晴らしく感じる。

ジャケ裏に有った二人の写真

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このLPレコードのレーベルがポピュラー音楽系のPolydorであってクラシック音楽系のDeutsche Grammophonではない理由は、オペラではなくオペレッタだから。ウィーン国立歌劇場がオペレッタの上演演目をJ・シュトラウスの「こうもり」とレハールの「メリー・ウィドウ」のみに限っているように、当時のDeutsche Grammophonは、オペレッタをポピュラー音楽とみなしてPolydorレーベルから出していた。


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2020年4月21日 (火)

シャンドール・コーンヤの芸術

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収録曲
CD1
1.プッチーニ:「トスカ」~妙なる調和
2.プッチーニ:「西部の娘」~あれから6ヶ月たった
3.プッチーニ:「蝶々夫人」~愛の家よ、さようなら
4.プッチーニ:「トゥーランドット」~泣くなリュー
5.プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」~フィレンツェは花咲く木のように
6.プッチーニ:「マノン・レスコー」~何とすばらしい美人
7.プッチーニ:「ラ・ボエーム」~冷たい手を
8.プッチーニ:「トゥーランドット」~誰も寝てはならぬ
9.プッチーニ:「西部の娘」~やがて来る自由の日
10.プッチーニ:「外套」~おまえの言うとおり
11.プッチーニ:「トスカ」~星は光りぬ
12.プッチーニ:「マノン・レスコー」~一体どうしたのだ
13.ドニゼッティ:「愛の妙薬」~人知れぬ涙
14.マイアベーア:「アフリカの女」~おお、パラダイス
15.ポンキエッリ:「ジョコンダ」~空と海
16.フロトー:「マルタ」~夢のように
17.ヴェルディ:「アイーダ」~清きアイーダ
18.ヴェルディ:「トロヴァトーレ」~「Laβ die Sorgen entschwinden」「Lodern zum Himmel」 (ドイツ語歌唱)
19.ヴェルディ:「リゴレット」~「Sie wurde mir entrissen」「Ach wie so trügerisch」 (ドイツ語歌唱)

CD2
ヴェルディ:「6つのロマンツァ(1838)」
1.墓に近寄るな
2.エリザよ、疲れた詩人は死にゆく
3.孤独な部屋で
ヴェルディ:「6つのロマンツァ(1845)」
4.夕暮れ
5.神秘
6.ジプシー女
7.乾杯
ワーグナー:
8.カーニバルの歌
ワーグナー:「月のロンデル」
9.もみの木
10.バラ
ワーグナー:
11.二人の擲弾兵
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
12.冬の日の静かな炉ばたで
13.朝はバラ色に輝いて
ワーグナー:「ローエングリン」
14.はるかな国へ
15.愛しい白鳥よ
録音:1959, 1960, 1962, 1967年


2014年にオーストラリア・ユニヴァーサルから発売された2枚組のCD。シャンドール・コーンヤ(1923-2002)は、ハンガリー出身のテノール歌手で、ワーグナーの「ローエングリン」のタイトルロールや「ニュルンベルクのマイスタージンガー」のワルターのような役柄を得意としたが、イタリアオペラでもドラマチックな役柄をとても魅力的に歌う。声の輝きが良い。このCDはドイチェグラモフォンに録音した3枚のLPレコードを2枚のCDにしたもの。50年以上前の音源であるが、かなり良好な音質で聴ける。

全盛期の1960年代でも日本では話題にもならず、知る人ぞ知る歌手であるが、この復刻CDを聴いてもその素晴らしさは充分にわかる。


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2020年4月17日 (金)

チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」/ペトレンコ、ベルリン・フィル(重量盤LPレコード)

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2017年3月22/23日のライヴレコーディングで、ベルリン・フィルの自主レーベルであるBerliner Philharmoniker Recordingsから発売されたもので、ハイレゾ・データの無料ダウンロードと1週間のデジタル・コンサートホールの無料チケットが付いている。もちろん、この音源はCDでもSACDでも発売されているものだ。国内盤扱いのLPレコードは定価¥7255+税ととても高価である。Berliner Philharmoniker Recordingから直輸入盤を買えばかなり安いが送料が別途かかる。

キリル・ペトレンコは2019年からベルリン・フィルの音楽監督に就任した。その最初に発売されたものらしく、情熱と緻密さが上手く融合した演奏で、現代の名演奏と言えるものだと思う。また、このLPレコードの音質がなかなか良い。192K/24bitのハイレゾの方が本来のマスターに近いと思うが、アナログLPレコードならではの味わいが聴いて取れる。ハイレゾだけでも購入可能なので、物は要らないという人のニーズにも応えている。しかも、マルチチャンネルとか純然たる2チャンネルとか好きなものを何回もダウンロード出来るのでデータのバックアップに神経を使う必要が無い。
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2020年4月14日 (火)

マーラー 曲集/ワルター、コロンビア交響楽団、ニューヨークフィル他(SACD/CDハイブリッド盤)

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収録曲:
Disc1
1. 交響曲第1番ニ長調『巨人』コロンビア交響楽団
 録音時期:1961年

2. 歌曲集『さすらう若人の歌』コロンビア交響楽団
  ミルドレッド・ミラー(メゾソプラノ)
 録音時期:1961年

Disc2
3. 交響曲第2番ハ短調『復活』ニューヨーク・フィルハーモニック
  エミリア・クンダリ(ソプラノ)
  ウエストミンスター合唱団、合唱指揮:ジョン・フィンレイ・ウィリアムソン  
 録音時期:1957年、1958年

Disc3
4. 大地の歌 ニューヨーク・フィルハーモニック
ミルドレッド・ミラー(メゾ・ソプラノ)
エルンスト・ヘフリガー(テノール)
 録音時期:1960年

Disc4
5. 交響曲第9番ニ長調 コロンビア交響楽団
 録音時期:1961年

 ブルーノ・ワルター(指揮)

オリジナル・レコーディング・プロデューサー:ジョン・マックルーア、トーマス・フロスト
オリジナル・アナログ・マスターのトランスファー、リミックス、リマスター:アンドレアス・K・マイヤー

Disc5(通常CD/モノラル)
『ワルターの2つのポートレイト~ブルーノ・ワルター追悼 1876-1962』

『ブルーノ・ワルター80歳記念~アーノルド・ミケイリスとの対話』

ブルーノ・ワルターが、CBSコロンビアに録音したステレオ録音が全てSACDで発売され、このマーラー交響曲集で全て完結した。高音質で復刻されたLPレコードの方が良いものもあり、全てが両手を挙げて素晴らしいとは言い難いけれど、全部を通してみると、デジタルメディアの中ではやはり現時点で音質が良く、また、資料的にも優れたものだと思う。60年前のマスターから起こしたものなので劣化した部分やノイズなども多いものだが、心置きなくLPレコードを処分できるものも出来た。

今回のマーラー曲集の中では、やはり交響曲第1番ニ長調『巨人』の音質の良さに驚いた。あらためて初演者の指揮した第9番の終楽章に感動した。

それと同時に、やや音質がボケ気味で音楽的にももう少し引き締まった感じが欲しいと思っていた交響曲第2番ハ短調『復活』が、1957年録音の第4、第5楽章が1/4インチ幅のテープに2チャンネル録音されたもので、1958年に録音された第1~第3楽章までは1/2幅のテープに3チャンネル録音されていて、モノラルからステレオへの過渡期で、録音フォーマットの移り変わりによる難しいリマスターを余儀なくされたとリマスター・エンジニアのアンドレアス・K・マイヤーが内情を暴露している。過去のLPレコードやCDへのリマスターでもエンジニアは相当苦労したであろうこともわかる。実際、第1~第3楽章までと第4、第5楽章では雰囲気が異なるところまで、今回のリマスターSACDでは気付かされた。


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2020年4月10日 (金)

チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲/ミルシテイン、スタインバーグ、ピッツバーグ響(World Record Club LP)

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World Record Clubは、1950年代と1960年代に会員制の通販システムを通じて、クラシック音楽とジャズを中心としたLPレコードとオープンテープを発行した英国の会社で、1965年にEMIの傘下に入った。だからEMI系のクラシックの再発盤が多い。これもその1枚で、オリジナルはCapitol(EMI傘下の米国のレコード会社)で、1959年録音のもの。状態の良い初出の英国ステレオ盤の中古盤はとても高価なので、今までは2007年にCISCO MUSICから復刻された180g重量盤を持っていたのだが、格安なWorld Record Club盤があったので入手してみた。1967年の英国EMIプレスで、盤は厚く当時のEMIのLPレコードと同等のクオリティで製造されているし、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲だけをLPレコード1枚に余裕を持ってカットしているためか、再発盤なのにかなり音質が良い。

ミルシテインには、アバドと1970年代にドイチェ・グラモフォンに録音したものがあるが、それよりも10年以上前の録音であり、まだ充分に若くバリバリ弾く感じで、特に第三楽章の推進力は素晴らしい。

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こちらは、2007年にCISCO MUSICから復刻された180g重量盤 この盤は新しいワイドレンジなカートリッジで聴きたい。対して上記のWorld Record Club盤は1960年代のプレスであるため、昔のカートリッジの方が相性が良いようである。


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2020年4月 7日 (火)

モーツァルト、フランク&ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集/デュメイ、ピリス(EsotericSACD/CD)

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曲目:

モーツァルト
ヴァイオリン・ソナタ 第 28 番 ホ短調 K. 304(300c)

フランク
ヴァイオリン・ソナタ イ長調

ブラ-ムス
ヴァイオリン・ソナタ 第 1 番 ト長調 作品 78 《雨の歌》

オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

録音:1990年(モーツァルト) 1993年(フランク) 1991年(ブラームス)

2020年3月に発売されたEsotericSACD/CDハイブリッド盤の1枚。

オーギュスタン・デュメイとマリア・ジョアン・ピリスのコンビによる3枚のCDの中から選りすぐりのものを抜粋して1枚のSACD/CDハイブリッド盤として出したもの。モーツァルト、フランク、ブラームス共に名演奏である。ヴァイオリンの美しさにピアノの輝きに満ちた音色で、初出の当時から優秀録音盤であった。今回のSACD/CDハイブリッド盤では、よりしなやかさや優しさを感じさせる音質になっているが、ドイツプレスの通常CDに在ったピシッとした解像度が若干後退している感じがする。この盤のSACD層を聴くよりも、もともと音質の良かった当時のドイツプレスのCDの方が鮮度が高い音質だと感じるのである。

なので、復刻盤としての価値は今一歩のように思う。特にフランクのソナタは4Dレコーディングであり21bitで録音されているはずであるが、Esotericが使ったマスターは44.1K/16bitをアップサンプリングしたものであったのも、音質的優位性が無かった理由の一つかも知れない。2020年3月に発売された3種の音源の中では一番のお気に入りで期待した復刻であったが、期待を裏切られた感じで残念。


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2020年4月 3日 (金)

モーツァルト 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」全曲/カラヤン、ベルリン・フィル他(EsotericSACD/CDハイブリッド盤)

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ドン・ジョヴァンニ:サミュエル・レイミー(バリトン)
騎士長::パータ・ブルチュラーツェ(バス)
ドンナ・アンナ:アンナ・トモワ・シントウ(ソプラノ)
ドン・オッターヴィオ:エスタ・ウィンベルイ(テノール)
ドンナ・エルヴィラ:アグネス・バルツァ(メッゾ・ソプラノ)
レポレッロ:フェルッチョ・フルラネット(バス)
マゼット:アレクサンダー・マルタ(バス)
ツェルリーナ:キャスリーン・バトル(ソプラノ)

ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:1985年

2020年3月に発売されたEsotericSACD/CDハイブリッド盤からの1組。3枚組で日本語対訳はない。

デジタル初期の録音であるためSACD層は偽レゾである。しかし、音が悪い初期の通常CD と比較するとザラつきやFレンジやダイナミックレンジの狭い感じが緩和され、かなり聴きやすい状態になっている。もちろん、最新録音のものと比べると古さは隠しようがない。デジタル初期のドイチェグラモフォンの録音のEsoteric盤と比べて、クライバーの「トリスタンとイゾルデ」やカラヤンの「薔薇の騎士」ほど音質改善が無かった感じがする。

ただし、それでもこの録音がSACD化された事は意義がある。歌手も揃っており、絢爛豪華なカラヤンの「ドン・ジョヴァンニ」は後世に残る録音だと思うからだ。


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